東京都ではコロナの緊急事態宣言が3月21日に解除されたというのに、3週間足らずのうちに「まん延防止等重点措置」が適用されるみたい。ただ今回は都内全域ではなく、23区と多摩地区では感染者が多い八王子、町田、立川、府中、調布、武蔵野の6市での適用だ。東京は東西に長い.檜原という村だってあるのだ。 かねてから都内一律に規制する手法に疑問を持っていたが、今回のまん延防止措置では俺の住む国分寺市は外れた。少々ホッとするね。毎朝、新聞の地域面の数字を見ているが、国分寺の新規感染者は1日、2,3人程度なのだ。檜原村にいたってはこの1年間でわずか6人である。まん延防止措置では、飲食店は閉店時間を1時間早め午後8時とするようなご指導が行われるが、夜の営業が午後9時までというのと8時までというのでは、外食で生きている人間にとっては大きな差で、街の雰囲気も違う。 去年の緊急事態宣言から早や1年。慣れも緩みもあるが、俺のような年長組は外出や旅行も控え、ただただ逼塞して生活している。家の中に閉じこもってばかりいるとフレイルになってしまうので、極力歩くようにしているが、はしゃいで大酒を飲んで高歌放吟するようなことはない。だから、外で静かにメシを食う機会は奪わないでと感じていた。 一方でワクチン接種は遅々として進まない。都内では世田谷区と八王子市にワクチンの第1便が届いたというが、1000人分が届いた八王子は現場は大混乱の様子だ。こんなんでいいのかねぇ。 コロナの第4波の到来がいわれているのに、それでも夏のオリンピックは開催するのだろうか。かつてGDP世界2位を誇った日本で自前のワクチンが製造できないなんて、どうかしているのでは。対応が後手後手に回り、コロナ対策をする厚生労働省の老健局が深夜まで送別会を開きコロナ罹患者を出したなんてきくと、今の政府には鉄槌を下さねばと思えてくるね。 |
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