仕事がらみの話はなかなかまとまらないが、遊びの話はどうして早く決まるのかといつも思う。きのうも八王子のゴルフ場から5月のシニア優待券が送られてきたので、いつも一緒に回っているリタイア組のおじさんたちの声を掛けると、その日のうちに「行きます」「大丈夫です」の返事が返ってきた。で、さきほどゴルフ場に連絡して5月下旬の火曜日のプレーを押さえたところだ。 ゴルフのプレー代は土日となると、平日の約2倍である。爽やかな5月のベストシーズンに1万円でプレーできる世界があるとは、現役のころには想像もつかなかった。ゴルフ場にしてみれば、空いているより来てもらった方がいい。だから、平日シニア優待とかコンペ幹事様感謝優待などいろいろな名目で、来場を呼び掛ける。 このゴルフ場はまだ竹橋の会社の孫会社の社長をしている悦ちゃんがメンバーで、悦夫会やコンペで何度もラウンドしているなじみのコース。家から交通費がほとんどかからないのもありがたく、俺のホームコースみたいになっている。悦ちゃんは仕事をさぼって平日にプレーすることはないので、我々が彼がメンバーであることのおこぼれをいただいているわけだ。 3月には平日のほぼ全日、4月は空いている月曜・火曜・金曜などの15日間、絶好のシーズン5月は月曜・火曜の4日間を指定し、プレー料金1万円の優待葉書が送られて来た。この特典を毎月使っているのだ。 とはいえ、「カラ車」でいるよりは、ゴルフ場経営には貢献できる。おまけに俺らの仲間は一応、上品な紳士ばかりだから、ゴルフ場のイメージアップにはつながるのだ、と言っておこう。 |
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