先週多摩丘陵の新緑を愛でにモノレールに乗って多摩センターまで出かけた際、「ココリア」という商業施設に入っている大きな書店「丸善」で2万5000分の1の「武蔵府中」の地形図を求めた。国土地理院発行のこの地図には同期の悦ちゃんが住んでいる八王子市南大沢の団地も載っている。栃木の新聞社で一緒だった2コ先輩の多摩市永山5丁目も。俺が幹事長をしているゴルフコンペの出場者の住み家、稲城市向陽台6丁目、同市長崎3丁目もここかぁと赤ペンで○を付けた。 そんなことをしているうちに、中学時代に東京北西部、東京南西部、青梅、八王子の5万分の1の地形図、計4枚をつなげて部屋の壁に貼り、チャリで通った道路を赤ペンで塗りつぶしていたことを思い出した。当時住んでいたのは小金井市の東小金井駅北口で、そこは東京北西部の地形図の左下あたり。だから貼り合わせた4枚の地形図のほぼ真ん中になる。 それで、5万分の1の地図に載っている道路を全部チャリで走破する野望を立て、高2くらいまでに五日市街道、青梅街道、小金井街道など主な道路に赤線が引かれた。大きな道路を通ったあとは街道と街道を結ぶ細い道をジグザグに走り、赤線を塗っていく。さすがに5万分の1の地図にあるすべての道路を走ることはできなかったが、けっこう道路に赤線は引かれたのである。 「武蔵府中」の地形図を見るのが楽しかったので、俺の住む西国のマンションが載っている「立川」の2万5000分の1の地形図も欲しくなり、立川のジュンク堂で先日求めた。南北に細長いウチのマンションが分かる形で地図に載っていた。こうなると東小金井の実家が載っている「吉祥寺」やチャリで出かけたこともある「立川」の真北の「所沢」の地図も欲しくなるね。 あの道路に赤線が引かれた4枚の地形図を合体した地図はまだ、東小金井の実家のどこかにあるはずだ。国土地理院の地形図に使われている紙はしっかりしているから、ボロボロにはなっていないはず。青春の思い出に小金井に行って持ってこようかな。 |
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