きのう八王子市のゴルフ場で幹事優待券を使った割安の芝刈りは、スタートホールの苦手なロングで初めて3オンに成功、パーを取ったにもかかわらず、シャンクありチョロあり空振りありの百獣の王もうろくのスコアで、100はおろか110も切れないトホホのゴルフだった。 前半喜寿を迎えたばかりの長老Aさんが、砂イチ銅、ニアピンに2段重ねを決めるなど、46と絶好調。前後半トータルで5億円ずつ握っている傘寿のきたさんに8ホール目で2打差まで迫られ、冷や汗をかいたが、80歳の翁に負けるわけにはいかない。この握りはしっかり勝ち、オリンピックも銀銅鉄を決め、被害はなかった。 じっとり汗ばむ暑い日で、上がって風呂に入ったら日焼けで腕がヒリヒリした。オリンピックで独り勝ちしたAさんのおごりで甘いモノをいただき、クラブバスの本数が少ないため、帰りは小平に住む健さんに拝島まで送ってもらい、俺は青梅線で帰路に就いたが、きたさんは久々に西武線に乗って都心に帰るとのことだった。 芝刈りはいいのだが、着替えやゴルフシューズが入っている紺色のお気に入りのバッグが家に帰ると合成皮革の表面がかなりボロボロになって、薄汚れてきたのが気になった。数カ月前からちょっと傷んできたなとみていたが、ベロっと表面がむけている部分が目立つ。ちょっと浮いているようなところを引っ張ったら、たちまち表面がはがれた。 このバッグは6年前に長女に伊勢丹立川店で誕生祝に買ってもらったプーママーク入りで、軽くて使いやすいため、4年前までは宇都宮との往復にも使っていたが、もう外で持ち歩くのは少々みっともない表面のハゲ具合である。それで、ここらで昇天してもらうことにした。 となると次なるゴルフ用バッグが必要になるが、押し入れの奥に30年も前に購入した旅行用の淡いブルーのバッグがあるのを見つけた。ほとんど使う場面がなかったので傷みも少ない。プーママーク入りと縦横はほとんど同じ大きさである。これからの芝刈りのお供はこれだな。俺、ゴルフ用に特化したバッグというのはキラいなんである。 |
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