この前の日曜日の競馬の祭典、日本ダービーはまことにいいレースだった。単勝1.7倍の一番人気、1番エフフォーリアが直線抜け出し勝ったかと思えたところに4番人気の10番シャフリヤールがすごい足で突っ込み、ハナ差(10a)抑えて勝った。タイムはダービーレコードを0.1秒更新する2分22秒5。騎手の福永祐一(44)は昨年のコントレイル、18年のワグネリアンに続くダービー3勝目である。 断然の一番人気、エフフォーリアの鞍上は22歳、騎手5年目の横山武史。競馬の神様が、ダービーを勝つにはまだ少し早いと思ったのか。あの武豊もダービーを勝つのに12年かかった。福永もワグネリアンで勝つまで23年かかったのだ。横山はまだこれからいくらでもチャンスはある。 俺も3月の毎日杯をレコード勝ちしたシャフリヤールには▲をつけ三番手評価としていた。◎本命はもちろんエフフォーリア。○対抗評価としたG1男、ルメール騎乗の牝馬サトノレイナスは四角を回ったところで早めに先頭に立ったが、直線で伸びを欠き5着。3着は俺が5番手評価にした3番人気のグレートマジシャン(戸崎圭太)かと思ったら、9番人気の11番ステラヴェローチェにハナ差交わされた。 馬連は1−10で10.1倍。これは700円持っていたが、三連単の3着候補に11番を入れておらず、10→1→11の589倍には手が届かなかった。トータル7000両を投じていたから、ダービーでは70円も儲けた。ダービーウイークあれだけ楽しみ、レースでも興奮させてもらったから、これで御の字だが、いつもなら府中のスタンドにいたはず。早く入場制限が解けないかなぁ。 テレビ中継はフジとグリーンチャンネルを交互に見ていたのだが、フジの「みんなの競馬」にゲストで出ていたシャフリヤールの一口馬主、山本昌と大魔神、佐々木主浩がこのレースに10万円を投じていたのは、いただけなかった。この番組の解説、井崎脩五郎はいつもメーンレースを3〜4000円で楽しんでいるかっこうにしているのが、競馬を身近なものにしているのだから。 |
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