俺がもう十年以上幹事長を務めている竹橋の会社関係者による5組のゴルフコンペ(最近は4組のことが多い)は、誰でも優勝の旨酒を味わえるように、持ちハンデ制で行われている。優勝するとそのハンデは3割カット(持ちハンデが10ならば7に)、準優勝2割カット、3位1割カットされるので、4位以下のメンバーは次回から優勝するチャンスがちょっぴり増すというわけだ。 だから、2位続きで優勝できない一人を除いて、全員に優勝経験があり、前回3連覇したトンちゃんが優勝6回と最多、5回が3人となっている。11年の38回大会で優勝して以来、ずっと優勝から遠ざかっている俺も3回の優勝があるのだ。 2001年からもう20年以上続いているこのコンペは、今月末の大会で75回を数える。参加者のほとんどが70歳を越え、物故者も3人に達してしまった。コロナ禍でワクチンを打つまでは出場できないと言うメンバーもおり、今回の参加者は若干さみしい14人。第1回大会の優勝者S先輩は奥方が重い病気になり、残念ながら欠場となった。 きょうにも、優勝・準優勝者を当てる7枠14人分の馬券検討資料を作成し、最終案内を出すことにしているのだが、参加人数が少なくなり、賞金・賞品に充てる会費総額が減ってきたため、これまで出していたドラコンの賞品を、幹事職権で取りやめることを決めた。賞金総額1億8000万円とドラコン・ニアピン・ベスグロ・ブービーに計8点の賞品(8000万円相当)を出していたのだが、飛ばし屋が持って行くドラコンは同じ人間が獲得することが多く、誰でも楽しめるという大会の趣旨から逸脱している、というのがドラコン廃止の大義名分だ。 飛距離のない俺にドラコンのチャンスは全くないに等しいからなぁ。この幹事独断は大方の参加者の賛同が得られると思う。ほんとうはベスグロも止めたいところだが、それでは斯道奨励にならないからな。 参加者20人から2000両ずつ集め、賞金・賞品に2万6000両を使い、19番ホールでの反省会の飲み食いにも事務局経費を若干回せていた会計も、参加者の減少で余裕がなくなってきたのである。飛ばし屋のみなさん、許されよ。 × × × × 今週の拙宅の花は、ピンクの大輪のバラ「アクロポリス」と深紅のスプレーバラ「ガーネットジェム」、それに白いブバリアです。 |
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