コロナ禍、一番の変化は極力歩くようになったことだ。家の中に日がな閉じこもっていてはフレイルになってしまうからな。昨年6月末でアルバイトを雇い止めになると、スマホの歩数計がほとんど稼げなくなっているのに気付いた。通勤というのは思いのほか歩く。それに40分に1回気分転換と称しビル35階の職場から地下2階の喫煙ルームまでの往復は、途中エレベーターを使うといっても、デスクにへばり付いているより、はるかに歩数が稼げていた。素浪人になるとこれが消滅した。 で、それまで徒歩4分の駅前の「ド・トール」に行くにもチャリに乗っていたのを歩くようにした。さすがに駅北側の安売りスーパー「オーケー」に行く時は、荷物が重くなるので真っ赤な「ポルシェ号」を駆ることが多いが、それ以外は歩く。歩くのが嫌いだった俺には大きな変わりようだ。 先週(6〜12日)は月曜に芝刈りに行った(1万8000歩)のと土曜の団地のみどりの日に伸びた草木を除去するのにちょこちょこ歩き回り(9000歩)、1日平均7900歩と素浪人になってからの新記録を樹立した。山縣亮太の100b9.95秒に匹敵する大記録だ。それまでは平均5000〜6000歩にとどまっていたのだ。 昨秋完全リタイアしたゴルフ仲間の健さんはやることがなくなり、毎日2時間歩いていたら膝が痛くなり、医者に1時間にしろと命ぜられたとか。体を壊しては何にもならないが、体力の衰えは足からくるのだ。 きのうの日曜は定期券を使って、朝めしを国分寺南口の「デニーズ」まで食べに行き、天気も曇りでさほど暑くなかったので、急に思い立って一駅歩いて帰ることにした。途中緑の多い国分寺公園に入り込み、国分寺崖線を15b下って真姿の池の周りを一巡り。武蔵の国国分寺の北辺の溝の遺跡を初めて見て、野鳥の森を通って西国のマンションまで戻った。 午後は女子ゴルフや競馬中継をみるなどグータラして過ごしたのだが、午前の散歩が効いて9300歩である。スマホの歩数計に追い立てられるような生活はしたくないが、今週も歩くぞう。と書いたところで梅雨入りが明らかになった。雨では歩けないか。 |
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