隠居志願のつぶやき2017

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...... 2021年07月05日 の日記 ......
■ 都議選結果は   [ NO. 2021070501-1 ]
 熱海の土石流に気を取られていて知らなかったのだが、都議選最終日の3日、小池百合子は都民ファーストの会の候補者の事務所を十数カ所回ったのだとか。これが効いて、苦戦を強いられていた都民ファーストの会は最終盤巻き返し、都議会第一党ではなくなったものの、127議席中31議席(前回当選55議席)を確保した。
 一方、自民公明は合わせて56議席と過半数の64に届かず、自民は「応援に行かない約束だったのに」と”密約”破りに激怒していると、今朝のスポーツ紙にあった。でもなぁ、自分が作った都民ファーストの応援に行かないなんてふつうはありえないでしょう。
 自民は歴史的大敗を喫した前回の25議席から33に伸ばし、第一党になった。苦戦が予想されていた公明は投票率が下がった(なんと42.4%と過去2番目の低さ)のが幸いしてか、23人の立候補者全員が当選。これにも少々驚いた。共産も現在の18から1つ伸ばして19議席、立憲民主も8議席から15議席に伸ばした。
 結局、都民ファーストの議席減を自民と立憲民主がカバーした形。極めて評価しずらい選挙結果。まぁ大勝すると目論んでいた自民がそれほどでもない結果となったのは、五輪、ワクチンのゴタゴタを考えれば当然か。次に衆院選挙を控える菅首相は告示日にしか街頭に立たなかった。表に出れば票が減るというのでは、政治家はもう消えるしかないのではと思う。
 昨夜の国営放送の開票速報では出口調査を基に、自民の獲得議席予想を25〜43とやっていたけど、こんな大雑把な数字を出していいのでしょうか。今、都の人事課長などを歴任し、退職後は外郭団体の理事長をしていたのに、都合の悪いことを公表して理事長をクビにされたおじさんの「ハダカの東京都庁」という本を読んでいるのがだ、パフォーマンスに走る小池の姿に少々ゲンナリしている。国政復帰も取りざたされている小池だが、すでに68歳。旬は過ぎた。
 都民ファーストの激減予想を覆した入院→選挙応援だが、現有議席の45を大幅に減らしたのだから、冷静に考えると小池してやったりとは、とても言えないのではないか。

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