我ら年長組の最大関心事だったコロナワクチンの2回目の接種を日曜日に完了した。俺の住む国分寺市は対応が割と早く、5月下旬には案内が届いていたが、すぐ申し込んでも電話が殺到していてつながらないとみて、1週間後に担当部署に電話を入れたら、7月3日の1回目と25日の2回目の予約がすぐに出来た。 集団接種の会場は自宅から徒歩8分の市医師会事務所や市の保険関係の部署が入っている泉プラザである。1回目。翌日注射した左腕のところが腫れて少し痛かった。副反応と大騒ぎするほどのことでもない。まぁ体に異物を注入するのだから、少々おかしなことが起きるのはしょうがないだろう。2日目には痛みも消えた。 だいたいコロナワクチンで副反応!と騒ぎ過ぎるのである。アナフィラキシーはともかく、若い人の中に遺伝子が書き換えられるだの、ワクチンを打った直後に亡くなったケースが出たなど、極端な誤解をしている輩が少なくないと聞くが、突然死はいつだってあること。もちょっと科学を信じてくれないかな。 2回目を打ったおとといの夜も、注射した左の上腕部が痛くなった。中国語の勉強に欠かせない”黄金の右腕”は意識して避けたから今後の勉強に支障はないだろう。これで65歳以上で2回目の接種を終えた2353万人の仲間入りだ。政府は7月中に65歳以上のワクチン接種を終わらせると明言していたが、25日段階で2回目を完了したのは66%にとどまっており、まだ16%が1回目を終えていないのだ。 まったく全国民にワクチンをあまねく打つのは大変な作業だ。菅の父さんは11月中に国民すべてに打ち終わりたいと大見栄を切ったが、タマ切れで職域接種の申し込みを中断したりしている。年内いっぱいはかかるのではないか。ワクチン接種で好調な出だしを見せていた米国でも2回目の接種が終わったのは人口の50%程度で、1日の新規感染者が万単位で出ている。トランプ支持者のアホどもが注射を無視しているみたい。日本でも緊急事態宣言は聞き飽きたという若者がワクチンをちゃんと打たないとコロナは収まらないだろう。 この前国立のド・トールでばったり会った友人のナンコ―(69)は住民票がないので市役所からワクチンの通知が届かないとか言っていた。1年の半分はタイで過ごしているナンコ―だが、このままではタイに入国できないと思われる。個人の医者に大金を積んで闇で注射してもらうのかなぁ。 |
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