隠居志願のつぶやき2017

[PREV] [NEXT]
...... 2021年08月23日 の日記 ......
■ 菅に鉄槌横浜市長選   [ NO. 2021082301-1 ]
 政治家は国民の前に出てこなけりゃならない。人気がなくなり出られなくなったらおしまいだ。その点できのう投開票が行われた横浜市長選は、菅首相に鉄槌を下したとみる。衆議院議員の任期は10月21日までで、この秋は総選挙が行われる。市長選で明かになった菅の不人気。自民党はその菅を党の顔として担げるのか。無風がささやかれていた9月末の自民党総裁選だが、自民は菅の再選なんてそんなヤバいことを決めるのかね。
 秋田県は湯沢市出身の東北人を強調している菅首相だが、総理になるまで秋田県出身なんてほとんどの人が知らなかったのではないか。菅は今回市長選に出馬した前国家公安委員長、小此木八郎(56)の父親で、神奈川出身の小此木彦三郎元通産相の秘書から横浜市議を経て、国政に登場した。市議時代は影の市長ともいわれ、横浜が菅の地元なのである。
 その市長選で、菅はカジノなどの統合型リゾート(IR)を推進してきた林文子市長(75)を見限り、IR反対を明言して立候補した小此木八郎を応援した。IR事業は菅首相が進めてきた政策。そこがブレた。加えて首相の場当たり的なコロナ対策。これに横浜市民はノーを突き付け、IR反対を掲げ、無名に等しかったコロナの専門家、山中竹春元横浜市大医学部教授(48)を市長に選んだ。
 山中を推薦した立憲民主は敵失に乗じただけだが、首相がお膝元で無残な敗戦を喫した選挙結果はバカにはできない。小此木八郎の背後にいる菅の姿を見て、横浜市民はこれにノーを突き付けた。いま、国民は自分の言葉でコロナ対策を語れない菅にレッドカードを掲げている。
 そういう令和おじさんを総選挙の顔に担ぐのだとしたら、自民の総選挙での敗北は目にみえている。ちとおもしろいことになってきた。

...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: