隠居志願のつぶやき2017

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...... 2021年09月03日 の日記 ......
■ 八十翁に僅差   [ NO. 2021090301-1 ]
 きのうの八王子での悦夫会ゴルフの日は朝から雨だった。前日「中止にしようか?」と悦ちゃんからメールが来たのに対し、80歳の元社長きたさんが「大雨でなければ涼しくて楽かも。とりあえずゴルフ場に行ってみましょう」の返信に賛同した俺は「ちょっとプレーは無理だよな」と思いつつ、立川駅からのクラブバスできたさんと一緒にゴルフ場に着いた。
 西国分寺に比べ、雨はさほどでもない。モーニングコーヒーを飲んで、悦ちゃん、もう一人の小平からの健さんの到着を待った。悦ちゃんのスマホの天気予報によると、一日雨は降ったりやんだりだが、それほどひどい雨ではないとのこと。と、きたさんが「やりましょう!」。80歳の翁にそう言われては、プレーしないわけにはいかない。
 きたさんはこれまでのゴルフシューズが足に合わず、両足の親指の爪をおかしくし、前週も足が痛いとこぼしていたのだが、2万両で白いゴルフシューズを新調し、やる気十分なのだった。前週もきたさんとラウンドし、113対114と1打差で辛勝した。
 きたさんは奥方のがんが再発し入院中。で、4時起きして魚を焼いてご飯を2膳食べて出陣したとか。こっちは立川駅前のマックで安直なハンバーガーセット。これでは十も年長の翁に負けそうになるわけで、きのうは納豆温泉卵定食豚汁付きでしっかり腹ごしらえはしたが、プレーへの気構えが俺は少々足りなかった。
 スタートホール、スイングが雑になりダボ。きたさんボギー。こりゃ、ふんどしを締め直さんと。前半パットが好調で、銅を3つ、鉄を2つ取った。スコアは51とまぁまぁだ。ニアピンの2枚重ねを取ったきたさんと4打差。セフティーリードかと思った。
 ところが後半、得意のショートでバンカーに落としたり、ドライバーのチョロを連発。ほとんどオーバードライブされ、ショットが曲がらないきたさんに追いつかれ、ラス前でトータルが同スコア。
 最終の長いミドルホール。ここで負けてはならじと、3打目に思いを込め、ダボ。きたさんトリプル。辛くも110対111と1打差で逃げ切った。こんなに辛い勝負をしたのは初めてだ。どんなコンディションでも真剣にプレーしなけりゃなぁ。もっともオリンピックは鉄のカンもあって勝ち頭に。
 きたさんは目標の120切りを果たしてご満悦。足も痛くないとのことだった。社長を退任して緊張感の失せた悦ちゃんはミスショットが相次ぎ、久々に110を叩いた。少々ハンデをもらっているので、半年ぶりに握りを200両いただいた。雨中のゴルフは80歳の翁に自信をつけさせるためのラウンドだったなぁ。

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