金曜日の川崎での平日ゴルフは、その前の週末に台風で中止になった竹橋の会社関係者による4組のコンペの大会会長であるNくん(6月の大会の優勝者)が、「中止は不徳の致すところ」と練習ラウンドとして企画した。メンバーは喜寿の長老A氏、Nくんのゴルフの師匠で最近よく一緒にラウンドしている健さんである。スタートは10時37分とずいぶんゆっくり。最終組にもぐり込んだ様子。 このゴルフ場は井上誠一の設計で、けっこうトリッキーなうえ、俺の大得意なバンカーがそこら中にある苦手なコース。はたして前半からグリーン周りでの往復びんた、距離間違いのロストを繰り返し、58も叩いた。長老は前半だけで金銀銅鉄の一気通貫を作り、オリンピック独走。スコアも49と素晴らしい。Nくんはニアピンの2段重ねをゲット。相変らずドライバーは50ヤードは置いていかれ、アイアンの切れ味も見事。こんなに上手な奴と前後半2ホールでハンデはもらっているものの、サシの勝負をしている俺はバカみたいだ。 このゴルフ場はグリーンが小さいため、ワンパットがどんどん決まる。こりゃひどい目に遭うなと覚悟を決めた後半6ホール目のショート。一番最後に打った俺のボールはすれすれにワンオンしてようやくニアピンゲット。10bのパットを決めればニアピン・バーディー・金の10ポイントだとしっかりラインを読んでパットしたら、これがなんとカップに吸い込まれた。何かしらいいことがないとね。 この時点で健さんは金が、俺は銅パットが決まれば、一通完成なのだが、すでに銅カンを決めた長老、鉄カンを決めたNくんがいるのに、二人ともことごとくチャンスを逃している。 最終の170ヤードと長いショートホール。チョロって2打目をようやくグリーン脇のラフまで運んだ。これをピッチングでチョンと転がしたら、8b先のカップにまた吸い込まれた。ダイヤモンドパー。ダイヤを銅に使って一気通貫の完成である。独り勝ちだった長老に次ぐオリンピック銀メダルの獲得である。あまりのことにすぐには嬉しさを感じなかった。 スコアは「百獣の王もう六」というひどい内容だったが、望外のオリンピックの勝利にあきらめちゃいけないとつくづく思ったのです。 × × × × あす月曜日も平日ゴルフで”明日休診”です。 |
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