きょうは菅内閣が総辞職し、岸田内閣誕生の日だが、そんなことはそっちのけにして、昼前から日本女子オープンゴルフ最終ラウンドをテレビで4時間見続けた。先週金曜日に台風のため一日順延となり、月曜日が最終日となった。予選ラウンドの木曜、きのうの日曜もこの大会を見たが、それには大きな理由がある。 会場の栃木県那須烏山市の烏山城カントリークラブは、栃木時代何度かプレーし、あの難しいコースを女子プロがどうやって攻略するのか、ヘボゴルファーにも興味があった。さらに通常は16、17、18番の上り3ホールを映すのがゴルフ中継だが、NHKは1ホールから全ホールを中継したため、烏山城でのプレーを懐かしく思い出したのだった。 きのう3日までの成績は、トップの9アンダーが勝みなみ(23)、1打差の8アンダーが2位が4回もある西郷真央(19)、3位が2日目に8バーディーの好スコアをマークした西村優菜(21)の7アンダー。悲願のメジャーを取りたい上田桃子(35)が5アンダーの4位タイ、人気の渋野日向子(22)も4アンダーと6位に付けている。さて誰を応援しようか。 女子ゴルフはは男子に比べ華があり、有望な若手選手がどんどん生まれていて、見ていてあきない。男子のプレーは飛距離がありすぎてとてもヘボにはまねができないが、女子のプレーは少しは参考になりそうなのだ。東京五輪で銀メダルを取った稲見萌寧は今大会不調で下の方。で、身長150aながら正確なプレーで3週連続優勝を狙う西村を応援することにした。 スタート二の丸コースの1番は長かった記憶がある。そこで西村ボギー。勝はパーセーブ。これが大きかった。3番の長いロングも記憶がある。俺は9つ叩いた。勝、西郷ともにバーディー。次の4番151ヤードのショート。勝は9番アイアンとか。俺、100ヤードしか飛ばないんだけど。5番の打ち降ろしロング。ここもなかなかグリーンにたどり着かないが、勝も西郷もバーディーで11アンダーと10アンダー。こりゃ二人の戦いかな。 10番ミドルにも見覚えがある。打ち上げていく長いミドル。俺なんか7つとかかかるが、勝はピンそばに付けバーディー、13アンダーとし西郷に3打差をつける。11番の打ち降ろしショートもよく覚えている。14番のロングもグリーン前が谷になっていてなかなかグリーンに乗らなかった記憶が。勝はここで15アンダーまで伸ばし、バーディーの西郷9アンダー。二人は笑顔でニコニコ話している。飛ぶうえパットミスのない勝には勝てないと思っている様子。 17番の打ち降ろし490ヤードのミドル。正面にクリークがあり、左サイドは林。池越えの砲台グリーン。俺たちはパー5でプレーしたが、この大会では特別にパー4で一番難しいホール。ここで勝や上田はなんなく2オン。いったいどういう鍛錬をしているのか。最終18番も左がずっとクリークの難しい設定。渋野はボギーとし2アンダーで5位タイ、西村はパーと踏ん張り3アンダーで4位。 ここで勝は初めてボギーとしたが、14アンダーでぶっちぎりの優勝。上田と西郷が8アンダーで2位タイだった。グリーン上の表彰式でNHK杯を渡した栃木放送局長は見覚えのある黒崎めぐみアナであった。 |
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