隠居志願のつぶやき2017

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...... 2021年10月08日 の日記 ......
■ 理事会議事録   [ NO. 2021100801-1 ]
 コロナのため住民総会が開けず例年より2カ月遅れでマンション管理組合の理事長になった昨年7月末、過去の月1回の理事会の議事録に目を通したところ、前の1年の議事録に欠けているところが数カ月分あることに気付いた。それで前の副理事長で総務担当のT嬢に「誰が書くことになっていたの?」とメールしたら、「私がさぼってました。議事録作成は私の役目。時間をつくってちゃんとやります」と返事が来た。
 俺が理事長になる前の1年は、かつて樹木の伐採で裁判を起こしたことのある”暴走老人”が規約の穴を見つけて理事に立候補したり、それを排除するために弁護士に相談したり、前理事長がいったんは離脱を決めた個人賠償責任保険の取り扱いなど面倒な案件が山積していた。その議事の記録を彼女が一人でまとめていたのだった。
 それで俺が理事長の時は、議事録の作成は12人の役員が交代で担当することにし、正副理事長がそれをチェックする形に改めた。特定の役員に負担が集中することを避けるとともに、自分で実際に議事録を書けば、自分の担当外の仕事への理解が深まるという狙いもあった。前副理事長のT嬢にはひと月にひと月分でいいから議事録を完成させてと、一日一善ならぬひと月一善方式での作成をお願いした。
 この面倒な作業が、かなり遅れたものの先月ようやく完了。それを慰労するご苦労さん会を、今週、俺の代の女性副理事長N嬢をまじえ、近所のこじゃれたカフェで挙行した。T嬢へのプレゼントは、国立「アントルメ」のチョコ「大学通りの石畳」である。旦那とせがれが晩酌を楽しんでいるというN嬢には、ウチにあったいただきものの白ワイン。これで拙宅からアルコールの類は全てなくなった。
 驚いたことに、N嬢はコロナ以降、外で飲食するのは初めてとのことだった。「いろいろあったね」と3人で2年間の役員時代を振り返り、俺の時に新設した規約検討委員会に出るのはもうやめようかと思うと話した。これからの管理組合の役員選びは大変だねと意見が一致したのだった。

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