６月にマンション管理組合の理事長を退任して全くの素浪人となって変わったことというと、それまで４週おきに行っていた美容院を６週に１回としたことだ。野田佳彦元総理は千円カットのQBハウスで頭をやっていたというが、それではね。
俺の主任ヘアデザイナー、国立「メッセ」の知ちゃんは、俺の後頭部のハゲの進行具合を熟知しており、カットして２〜３週後の頭の具合がなかなかよいので、もう30年も世話になっているのだ。しかし、4500両のカット代は年金生活者にはちと重い。それで１日150両の頭を100両の頭にしたのだ。そうすると白髪の多いもみ上げが結構長くなってみっともなくなるので、自分で鏡を見ながらハサミで切ることにしている。
８月などは側頭部までハサミを入れたのでちとまずいことになった。で、９月はもみ上げだけ刈り込むことにした。カットとシャンプーが終わると知ちゃんは合わせ鏡で後頭部のハゲ具合を見せてくれる。そこはきれいにまん丸に毛がない。先週お邪魔した時は鏡を手に「年齢の割によく頑張ってますよ」と知ちゃん。最近では洗面所でちょっと下を向くと頭頂部が透けて見えるようになったが、歳だから髪が少なくなるのはしょうがない。死んだオヤジも頭頂部からハゲてきたのだった。
メッセの帰りはこのブログを書かせてもらっている「書簡集」に顔を出し、主人の中井さんと国際情勢について協議することにしている。今回入り口の価格表を見たら、ブレンドコーヒーが１杯600両になっていた。開店の30数年前から600両だった「書簡集」のブレンドは、昨秋1000両に値上げされ、年初から800両に値下げされた。タバコなどモノみな上がる秋に、200両の値下げとは”営団地下鉄”といっていいだろう。
中井さんは「初心に帰るってことです」。昨秋は食べ物のメニューを大幅に絞ったが、今回パスタなども復活したみたい。「書簡集」のタラコパスタやホットサンドはなかなかいけたのである。メニュー復活を祝して、今は昼メシをちゃんと食うのをやめている俺も、一度は食わないとな。
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あすは年長組の芝刈りのため”明日休診”です。 |
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