金曜日は昼のNHKニュースを見ていたら、立川の昭和記念公園のかたらいのイチョウ並木が色づき、愛でる人でいっぱいというのをやっていた。立川は俺の守備範囲。そんなところがあるのなら、見ておかないとと昼の「カムカムエヴリバディ」を見終わってすぐ自宅を飛び出した。あんまり勢いがよかったので、スイカを持つのを忘れた。 公園に近い青梅線西立川までは180円である。立川まで西国からは二駅。さらに一駅だ。昭和記念公園には18年前の学生新聞編集部長時代、当時はまだ廃刊になっていなかった中学生新聞の編集長がバーベキューパーティーを企画。アルバイトスタッフの大勢が参加するというので、顔を出したことがあった。今は竹橋の出版会社の社長をしている編集長夫人のA記者もいたなぁ。 今回出撃してみて、この公園がベラボーに広いことを実感した。西立川駅北口から1分のゲートを210円払って入るとすぐ目の前に大きな「白鳥の池」がある。その西側には夏の時期だけ営業しているレインボープールが。かたらいのイチョウ並木にはプールの脇を通ってバーベキューガーデンの裏を抜け、10分ほど歩いてようやく到着した。道の両側に100本ほどのイチョウの木が並んでいる。 青空に黄色のイチョウの葉のコントラストが見事である。平日なのにけっこう人が出ている。東南アジア系の人も多い。奥の日本庭園まで行くにはさらに10分は歩かなければならないので、日本庭園は諦め、右の曲がって大ケヤキのある「みんなの原っぱ」に出てベンチで一休み。この原っぱは直径500bはあるのでは。東側の陸上自衛隊立川駐屯地でヘリコプターの訓練をやっており、ローターの音がうるさい。 そこから出口を目指してトコトコあるいて「花木園」売店でコーヒーを飲んだ。園内を回るチャリ専用の道があった。こりゃ全部歩いて回るのはシンドイぜ。「花木園」ではきれいなモミジの写真も撮った。「白鳥の池」の東側の「眺めのテラス」に出たので、そこで焼き団子を食いながら、また一休み。ほどなくして出口に着いた。 帰りは国立で途中下車して増田書店をのぞいたりしたら、この日はなんと1万5000歩を記録。ゴルフ以外でこれだけの歩数をかせいだのはコロナ禍では初めてだった。近間にこれだけの規模の公園があるなら、いい散歩コースだね。日曜の朝日新聞社会面にはかたらいのイチョウ並木のカラー写真が載っていたなぁ。きょうの雨で散ってしまわなければいいが。 |
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