きのうは大学バドミントン部同期による月1回のスカイプ懇談会だった。コロナのおかげでもう1年半も続いている。きのうの主たるテーマは筋肉。数日前から体育会幹事Yの腰痛話がメールで行き交っており、脊柱管狭窄症を体をそらすことで克服した広報Oの話や、富山から参加の途中退部のHの取引先とのゴルフ途中、腰が痛くてどうしょうもなくなり、40歳で手術した話などで大盛り上がりだった。 幸い俺は腰痛になったことがないので、そんなものかと黙って聞いていたが、主将Mが妙に体の筋肉に詳しいので「どうしてそんなによく知っているの?」と尋ねたら、商社をリタイア後、来日外国人の観光ガイドをやっているMの言うことには、神社仏閣を訪ねると石段を何百段も登ることが多い。それで体を鍛えねばとジムで負荷を掛け過ぎ、動けなくなって救急車の世話になったことがあった。それから筋肉の鍛え方の勉強をしたのだとか。動けなくなるまで鍛えるかよ。 バドミントン部の仲間は基本的に真面目なのである。副将Iはまだ浦安でバドミントンを続けている(もちろんダブルス)し、女子大コーチのAは金沢でジム通いを欠かさないらしい。神戸の広報Eなど、Mに筋肉の鍛え方の参考書まで尋ねていた。 1時間の雑談会(「おじさん会」と称している)のラスト近くになり、このスカイプ会議の呼びかけ人でもう一人の副将Zが「おい○○(俺のこと)、いいことを聞いた。最近掛かりつけの医者を替えたのだが、その医者の言うことにはタバコと肺がんは無関係というのだ」。Zくんも俺もおじさん会の最中、セブンスターを時折くゆらしている。 で、「Zも俺も酒はやらないし、これくらいは認めてもらいたいな」と画面にセブンスターを示し「今、これ600円するんだぜ。1日2箱吸っているから、たばこ消費税の方が所得税より多い。高額納税者で今度表彰されるんだ」と言ったら、タバコをやらない奴は、そんなに高いのかと目を丸くしていました。 |
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