年長組に月日のたつのは早い。はや師走である。先月中に喪中を知らせる葉書が10通ほど届いた。12月になって届くのは少ないとみて、本日から宛名書きに励むことにする。俺はあのパソコンで打ちだした賀状の住所、氏名というのがキライで、添え書き一つない賀状を手にすると、何のために出しているのかと思ってしまう。時間は有り余るほどあるので、お習字の練習と思って筆ペンを手に執ることにする。 現役のころは暮れの28日ころまでキーキー言って、宛名と添え書きに取り組んでいたが、昨今は出す相手も減ってきたのでクリスマス前には賀状書きから解放される。それにしても手製の住所録に亡くなったことを示す横の棒線が増えてきた。人間は必ず死ぬ運命にあることを今さらながら思い知らされる。 正月の準備として、きのう行ったのはおせちの手配だ。5年ほど前までは近所のフランス料理と和食の名店「B」の高級おせちを2人前頼んでいたが、年金生活者には高額過ぎると、立川の伊勢丹地下でテキトーなのを物色していた。まぁおせちなどなくたっていいのだが、グータラ生活にもけじめが必要だし、同居している長女にも示しがつかないからな。 ことし頼んだのは国分寺駅ビルの地下にあるお惣菜の店で予約を受け付けていた2〜3人前の「竹」のおせちである。有頭海老のうま煮、栗きんとん、椎茸煮、黒豆の醤油煮、伊達巻、田作りなどおせちの定番が揃って税込み9990両。これならかっこが付くだろうと思って申し込んだら、早期予約割引(1割引)ということで、8991両とあいなった。なんかものすごく得をした感じ。 大晦日の午前中にこのレシートを持って引き取りに行かねばならないが、レシートをなくしそうだなぁ。ちなみに3〜4人前の「松」は上記に内容に数の子がプラスされ15120両だった。 × × × × あすは福島会ゴルフのため”明日休診”です。 |
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