隠居志願のつぶやき2017

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...... 2021年12月23日 の日記 ......
■ 辛い悠仁くん   [ NO. 2021122301-1 ]
 おととい行われた大学バドミントン部同期8人によるスカイプの「おじさん会」でのハイライトは、主将Mが孫の中学受験の手伝いで取り組んでいる入試問題の難しさ。彼は下手をすると1日5時間も算数の問題に向かっているという。一方、広報Eは正月にニューヨークにいるせがれの子どもの帰省をどうするかで悩んでいるという。前回は腰痛の克服法で持ち上がったが、今回は孫にまつわる話だった。
 俺には2人のいい年になる娘がいるが、どうも結婚しそうにない。だから、孫の話にはついていけないところがある。孫の顔など見たいとも思わないが、俺のDNAが途絶えるのはちと寂しい気もする。
 俺なんかそれはそれでしょうがないと割り切れるが、そうもいかないのが浩(なる)ちゃんと呼ばれていたこともあった現天皇(61)の一家だ。天皇も神様ではなく生物だから、いずれあの世に行く。次なる皇位継承権者は弟の秋篠宮(56)。そしてその次はせがれの悠仁くん(15)。そしてその次は明仁上皇(88)の弟の常陸宮(86)。日本国の天皇は直系男子と定められているので、女の子の多い天皇一族では、悠仁くんに将来、男の子が生まれないと天皇の血筋が絶えてしまうのである。
 で、今後の皇室の在り方を検討してきた政府の有識者会議(座長・清家篤元慶應義塾長)は22日、減少する皇族数の確保策として、@女性皇族が結婚後も皇室に残るA戦後に皇籍離脱した旧宮家の男系男子が養子縁組して皇籍に復帰する――の2案をまとめて、首相に答申した。保守派から反発の強い女性天皇、母方の血筋がつながる女系天皇については、答申に盛り込まなかった。
 いわば皇族の数を増やすことのみの提言で、皇位継承権については先送りした格好。こんなことを続けていると、悠仁くんへの嫁のきてはなくなり天皇家が消滅しかねない。民主主義の下、血筋とか家柄なんてのにこだわるのはおかしい21世紀なのだが、天皇制というのは”万世一系”でないとガラガラと崩れてしまうものだからな。
 俺は天皇制が365代続くと、日本は天皇誕生日の祝日だらけになって、働かなくてもすむ世の中がくると思う半面、血筋にこだわらざるをえない天皇制はいらないと考えている人間でもある。だいたい、悠仁くんが生まれる直前、盛り上がりかけた皇位継承問題を「男の子だ」ということでストップをかけたのが、シンゾーくんだったと記憶している。皇位継承権者がゼロになった時では、まとまる話もまとまらなくなるぞ。シンゾーくんの罪は重いのである。
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 あすは悦夫会の平日ゴルフのため、”明日休診”です。

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