隠居志願のつぶやき2017

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...... 2022年01月05日 の日記 ......
■ 豪華な海の幸   [ NO. 2022010501-1 ]
 あけましておめでとうございます。本年も存在証明としてつぶやき続けますので、どうぞご愛読ください。
 年末、とても豪華な贈り物をいただいた。海産物の詰め合わせで、30年来の知り合いの女性社長からクール宅急便で届いた。上物のイクラ、サケの切り身、しめサバ、白魚、サンマ、彼女が社長をしている銚子の会社で製造しているツミレ等々である。
 料理もどきを始めた俺だが、とても一人で食べきれる量ではない。それで週末に栄養補給に西八王子の母親宅に出かけている長女に「お母さんにあげて」と託した。すると母親から「こんなに豪華な海の幸のある正月は初めて。次女も大晦日に来るから、元日はウチでお祝いをしませんか」との誘いがあった。
 コロナで次女とは1年以上会っていない。それで国分寺駅ビル地下のお惣菜屋で入手するおせちの詰め合わせを持って参上する約束をした。7、8年前にも西八の母親宅で新年を祝ったことがあった。二度目の✖を付けてから、ケアマネジャーをしていた彼女は、慰謝料などを原資に小さな二階家を入手しているのであった。そのケアマネの仕事も前期高齢者入りで、昨年11月退職していた。
 西八の駅から徒歩10分。母親宅に着くと、次女がショートカット姿で現れた。おととし会った時はえらく髪が長かったのだが、年末45aをカットしてドネーションしたという。「写真を撮っておけばよかったね」と言ったら、「そう、たいしたことじゃないよ」だと。
 さて正月料理である。餅入りのお雑煮を食べた後、白飯にイクラと白魚を乗せて食べた。口がおごっている次女が「これはすごい。しめサバもうまい」。たしかに山盛りのイクラメシはうまかった。サケの切り身も美味である。野菜鍋に入れたツミレもこれまで食したことのないいい味だった。
 この女性社長とは30年前に某社のおよばれで行った銀座のクラブで知り合い、その後自分で銀座で開いたミニクラブには手金で年に1度は顔を出した。十年ほど前、店をたたんで郷里の銚子に引っ込み、実家の海産物会社の社長になった。賀状と誕生祝の絵葉書は欠かさなかったが、それがこんな豪華な海産物の山になるとは。ひたすらありがたい正月だったのである。

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