十年ほど前から毎日きちんと飲んでいる血圧を下げる薬と血液をサラサラにする薬が切れた(3カ月に1回処方)ので、新春6日主治医の国立・新田カバ院長のところを訪ねた。コロナ談義を一くさり。先生が喜寿になると聞いて「お医者さんはいつまでも仕事ができていいですね」と話し、いつものように血糖値を確かめるため採血をして帰った。 すると翌日、「すき家」で朝メシを食べていたら、30年前胃潰瘍を治してもらった時、背中をさすってくれた旧知の婦長さんから電話が掛かってきて「採血の結果が出たんだけど、赤血球の値が高いので院長が顔を出してと言ってます。おいで願えませんか」。で、「連休明けに伺います」と答えたが、緊急な電話にあまり気分はよくなかった。 病人に人気のある新田クリニックは朝9時診察開始だが、その時間に行っても1時間は待たされる。で、きのうは早起きして雨の中8時半に門を叩いたが、受付番号は5番で、30分は待った。「呼び出されたもので」と話して、先生のパソコン画面の検査結果をのぞいたら、赤血球値は以前にも記録した程度でそう高くはなかった。血糖値もそうひどい値ではなかった。 カバ院長も途中で呼び出すほどではないと気付いたみたいで「赤血球の別のデータを取るので、採血だけしていって」と簡単に無罪放免となった。なんだなぁ。採血を終え、待合室でしばらく待っていたら、窓口のお姉さんに呼び出された。曰く「ごめんなさい。預かった保険証と診察カードを前の人に間違えて渡してしまいました。今日中にご自宅にお届けします。本日の料金だけ払ってください」。 えーっ!そんなことあるのか?人間だから間違いはあるけど、保険証がなくなっては非常に困る。「家にいないこともあるのでケイタイに連絡して」と言い残し、受付嬢の名前を確認しクリニックを後にした。 昼過ぎ「前の人がつかまり、保険証を確保しました。勤務があるので夜7時までにはお邪魔できると思います」というので「自宅に来るのは大変でしょ。西国分寺駅の改札で受け渡ししよう」と話し、夕メシに出るついでに保険証をゲットした。ほっとしたが、もっと安心したのはどう考えても受付のI嬢だろうな。 × × × × 今週の拙宅の花は深紅のバラ「サムライ」と黄色のバラ「イリオス」です。 |
|