新春恒例の年賀状占いは「小吉」と出た。三社巡りのおみくじといい、年賀状占いといい、ことしもちょぼちょぼだなぁ。 これは新年にいただいたお年玉付き年賀状のうち何通が3等の切手シートに当たったかで、その年の吉凶を占うもの。ことしの3等の下フタケタの当選番号は「02」「50」「54」で、100枚につき3通当たる計算。その枚数が平均より上回っていれば「大吉」、大幅に下回っていれば「凶」という判定だ。 秋田県の大綱引きのように、上の町が勝てば米は豊作、下の町が勝てば米の値段が上がるという、どっちに転んでも良い結果というのではない。 ことし俺が用意した賀状は昨年より40枚少ない220枚。喪中の連絡が15人ほどからあり、205枚を年内に出して、残りの15枚は戻り年賀用に使った。賀状を出した205人のうち、病気療養中とかかつての取材先の社長だった方のように返事が来ない(俺も10人ほどにそういう対応を取った)人がいて、いただいた賀状はトータルで205通。そこから私製葉書の人(ことしは珍しく封書の賀状もいただいた)をのぞいて、200通弱のお年玉の番号を機械的に見て行った。 始めはなかなか当たりが出ず、こりゃ「凶」かと心配したが、蓼科に移り住んだかつての美容師夫婦、京都に住んでいる同期生、福島の知人など遠方の方からの5通が当たった。200通だから本来は6通の当たりが欲しいところだが、まあまあの確率となった。6ケタの1等30万円、4ケタの2等ふるさと小包の当選番号は下フタケタのところだけチェック。まぁこんなのは当たるはずがないわな。過去1回だけふるさと小包が当たったことがあり、それは枕元の目覚まし時計と灰皿を乗せる四角いお盆となっている。 さっそくこの5通を持って近所の郵便局に行き、虎がデザインされた84円と63円の切手がセットになった切手シート5枚を入手してきた。この1年、重々しい封書の手紙は2回しか出したことがなく、この84円切手は俺が幹事長をしているゴルフコンペの記念写真を送る際に使うことになる。昨今はメール添付で記念写真を送ってくる人が多いが、アナログ人間の俺は、メール添付の写真はデータをDPE屋に持って行き、プリントしないと気が済まない性分なのだ。 |
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