隠居志願のつぶやき2017

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...... 2022年01月24日 の日記 ......
■ 蕎麦屋の姐さん   [ NO. 2022012401-1 ]
 金曜日はちょっと時間が空いたので、久々に山手線の中まで出張った。3カ月ぶりか。竹橋の新聞社が主催している「民芸の百年」を国立近代美術館まで見に行ったのである。地下鉄竹橋駅で降りると、竹橋の新聞社の副社長、栃木の新聞社の社長会長を務めた鬼瓦が主宰するゴルフコンペの常連のC姐さんが働いているお蕎麦屋さんをちらとのぞいた。
 運よくCちゃんがいて、「え、美術館に行くの?タダ券があったのになぁ。2時間くらいかかるわね。そのくらいには仕事を終わっているからお茶でも飲みましょう。声かけて」の声に送られ、寒風の中美術館へ。柳宗悦や浜田庄司らが提唱した民芸運動について紹介する展示だが、ちょっと散漫な感じ。常設展の方ものぞき新人洋画家の登竜門、安井賞を81年に取った有元利夫の「室内楽」という絵がよかったか。
 するとCちゃんから仕事終了のメールが来て、新聞社地下の「ド・トール」で落ち合うことになった。話はもっぱら12月の鬼瓦杯コンペを手のケガを理由に欠場した鬼瓦の体調について。10月に鬼瓦と卓を囲んだ時、酒のせいもあってか3階からの階段を手すりをつかまないと降りられなかったことを紹介し「手のケガを理由に欠場したが、ありゃぁ18ホールを回りきる体力に自信がなかったからでは。コロナで出歩けず酒ばかり飲んでフレイルになっているのでは」との見方を示すと、鬼瓦ファンのCちゃんは顔を曇らせた。
 「鍛え直さないといけないが、もう後期高齢者だからな」と言ったら、「犬の散歩はしているそうじゃない」と言うから「プードルの散歩じゃ、鍛えたことにならないよ」と断じた。C姐さんの蕎麦屋には竹橋の新聞社の仲間がよく出入りしており、彼女もいろいろな人間を知っているので、OBらの消息についてひとしきり話が弾んだ。こういう話をコロナの2年間してこなかったから、とても楽しいお茶の会だったのである。

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