暖かだったおとといは、昼過ぎからチャリ、真っ赤な「ポルシェ号」で10分の打ち放しゴルフ練習場に出動した。練習場に行くのは1年ぶり。驚いたことに平日というのに、1階席20、2階席20の打席は満杯で、空くまで15分ほど待った。 ふだん練習場に行かない俺が、そんなことをしたのは、ずっと使っていなかったプロギアのアイアンセットのピッチングウエッジに慣れ、本日予定されていた福島会ゴルフ(雨で中止になった)に備えるためである。 先週の飯能でのゴルフコンペで暑さにボーっとなり、愛用のミズノ製のピッチングをグリーン脇に置き忘れ、それを後ろの組の人が拾ってくれたというのに、「届け出がない」というゴルフ場の説明に、捜索を諦めたのだ。 グリーン周りの90ヤード以下で使うピッチングウエッジはゴルフで一番使うクラブ。置き忘れたミズノ製は15年ほど前、それまで使っていたボロいピッチングがプレー中にヘッド部分が折れたため、御徒町の二木ゴルフで1本だけ購入した。柄のところが緑色で目立ち手になじんでいたので、10年ほど前、プロギアのアイアンセット(5〜9番、P、Sの7本)を新調したときも、新しいピッチングは使わず、すっとミズノ製でプレーしていた。 飛距離の出ない俺が名人上手と伍して戦うにはアプローチが勝負。そのアプローチの際に使う慣れたピッチングが行方不明とあっては、少しでも新しいショートアイアンになじんでおく必要がある。それでフルショット40球、60ヤード20球、50ヤード10球、40ヤード10球、30ヤード10球というように打ってみた。まぁなんとかなりそう。 30年前に初めて手にした3番ウッドも10球。このウッドは今では珍しいヘッド部分がパーシモン製で、ちゃんとボールをとらえた時の打感は最高なのだが、ほとんどそういう当たりはなし。ちょうど100球打ったところで練習終了。お代は1球11円(土日は12円)で1100円に設備使用料を加えて税込み1530円。この金額ならもっと練習場に出動してもいいのだが、シーズン中はゴルフバッグがゴルフ場からゴルフ場へと宙を飛んでいることが多いからなぁ。 昨今はゴルフ宅配便は1750円(往復割引3400円)するから、宅配便代を節約して自分で運ぶ輩も多いのだが、俺は重いバッグをかついで電車に乗るのがイヤで自宅にゴルフバッグが居ついたことがないのだ。 |
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