隠居志願のつぶやき2017

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...... 2022年05月02日 の日記 ......
■ 永遠の19才×2   [ NO. 2022050201-1 ]
 きょうは1週間遅れで次女の誕生祝を盛大に挙行した。出版社勤めで忙しい次女。加えて「もうそんな祝ってもらう歳ではないよ」と言う彼女を「まあ、そう言わんと」と説き伏せ、会場は西八王子の母親の豪邸で、午後1時から。母親が仕出しの弁当を取り、俺がケーキを用意することになった。
 つらつら思い返すと、ちっちゃいケーキは幾度となく求めたことはあるが、大きいホールケーキというのはこれまで買ったことがないのではないか。クリスマスなんて無縁だったからなぁ。しかし「絶対嬉しいと思う」という生活指導担当の力持ち美人の助言で、ホールケーキを用意することにした。贔屓の西国のお姉さんがやっているケーキ屋さんでいろんなタイプを見せてもらい、先週のうちに直径15aのフルーツケーキを予約した。
 ここはマンション管理組合の理事長時代、女性副理事長と密談によく使ったお店で、甘過ぎないケーキがおいしい。で、お祝い用のプレートには「ハッピーバースデー 永遠の19才×2」と記してもらうことにした。
 この「永遠の○才×2」というのは、宇都宮の高級居酒屋でお祝いした時に、童顔の次女が「永遠の16才×2」と店の人に年齢を説明した時から気に入っているフレーズで、再来年からは少々使いづらくなるセリフである。
 果たしてこのフルーツケーキは非常に好評で、次女が入刀し長女の分も含めて4つに切り分け、「うまい、うまい」と言いながら食った。母親が用意した「豚角煮御飯会席弁当」はご飯の上に乗っかった角煮の他にてんぷら、揚げ餅玉、海老塩炒め、大根サラダなど内容豊富で、なかなかのお味。コロナでこういうテイクアウトに力を入れるようになったらしい。
 次女は朝めしを抜いてきたたしく、見事に完食。会食後は次女が手掛けた最新の単行本などの話で盛り上がり(母親は誕生会の前に必死で大冊を読み切ったみたい)、俺はその600ページ近い小説を借りることになったのである。

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