隠居志願のつぶやき2017

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...... 2022年05月09日 の日記 ......
■ 新緑ハンター   [ NO. 2022050901-1 ]
 うまくやれば10連休というゴールデンウイークが終わった。素浪人にはいつもと同じ週末、中国語・生物学の日々だったが、ひたすら新緑を愛でて多摩を歩き回り、スマホの万歩計は4日1万2000歩、5日1万5000歩の大記録を打ち立てたのである。
 3日は国分寺駅南口の殿ヶ谷戸庭園に70円を払ってもぐり込んだ。ここは国分寺崖線をうまく取り入れた回遊式の庭園で、高低差15bほどの崖下から湧く水が池に流れ込み、よく手入れされた木々の緑が美しい。新緑の緑ってどうしてあんなにバリエーションがあるのか。
 4日は三鷹駅からバスに乗って神代植物公園へ。ここにはバラ園があり、大昔に美女と出かけたうっすらとした記憶がある。この時期は入園料無料。1fほどのバラ園で咲いているのは10分の1くらいだが、青山フラワーマーケットには置いていない珍しい品種もある。けっこうな人出だった。正門から入ってバラ園を経由し、雑木林を通って裏門に抜け、すぐの深大寺の境内に。なんじゃもんじゃの木というのがミョウチキリンで面白かった。
 参道に並ぶ蕎麦屋には入らず、少し歩いて大通り沿いの自家製ケーキの喫茶店でショートケーキを食った。そこから次女の住む調布行きのバスに乗ったら中学生くらいの男の子に席を譲られかけ、ちょっとガックリ。歩き疲れた顔をしていたのかなぁ。調布駅前は京王線の地下化で次女の引っ越しの手伝いに来た8年ほど前から大きく様変わり。新しく旧の線路の上にできたビルの中のビックカメラをのぞいた。この前の誕生祝のお返しに次女からもらったおいしいクッキーの店も発見した。調布からは急行でひと駅で府中。ここにタバコが吸えるタリーズがある。一休みしてからバスで15分の国分寺駅に戻った。けっこうくたびれた。
 5日は高尾山か奥多摩に足を伸ばそうかと思案して朝めしに出た。その帰り、西国駅前で旧知の某大手広告社の元社長とバッタリ会い、小金井にハケの森美術館があってよかったという話を聞き、地元を知らないのでは(俺は小金井育ち)と、武蔵小金井駅から野川沿いの道を歩いてこの美術館へ。ここには昭和に活躍したという中村研一の絵画が展示されている。
 あまり好きなタイプの画家ではなかったが、こんな崖線の緑の中にアトリエを構えていたのだ。アトリエを移築したという併設の喫茶コーナーは予約がいっぱいとのことで外から見るだけだったが、崖線下の湧水がいい感じだった。そこからひたすら東に歩き野川公園へ。新緑がひときわ美しい。二枚橋のバス停から1時間に3本あるバスで武蔵小金井駅に。ガキの頃二枚橋がえらく遠かったことを思い出した。近間にもいいところは多いのだ。
   ×     ×     ×     ×
 今週の拙宅の花は淡いクリーム色のバラ「ピーチアバランチェ」と淡いピンクのバラ「エンゼルキス」、それに真っ赤なカーネーションです。
 あすは大学のゼミ仲間との芝刈り遠征のため”明日休診”です。
 

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