栃木県の名門、烏山城カンツリークラブで行われた大専務2人の送別ゴルフは実に見るべきものがあった。2組8人で行われたこのコンペで俺は飛ばし屋のI専務、K局長と地元テレビ社長を今月退任する黒ちゃんと同じ組。どうしても1打目から50ヤード以上置いて行かれる展開だが、手前から手堅く乗せてダボにまとめていく戦法。いつもは3つも4つも叩くバンカーでも1発で出て、二の丸コース52と好調な出だしだった。 後場の三の丸コース。2ホール目の打ち降ろし170ヤードのショートで、飛ばし屋がOBとしたりするなかで、エイ!っと打ったボールはまっ直ぐに飛び、ピン上3bに付けた。見事ニアピンである。バーディーパットは外したものの難なくパー。これだけで遠征したかいがあったというもの。 4ホール目のミドル。Kくんが斜め上からの10bの金パットを決め、一気通貫完成。俺、上から8bの銀パットが奇跡的に入った。と、Iくん、6bの銅パットが入り、銅のカン完成。黒ちゃんの上り4bの鉄パットが入らない。ここで黒ちゃんのオリンピック大敗が確定的になった。 5年前の日本女子オープンで畑岡奈紗が2オンした池越えの名物17番ロングホールも、刻んで刻んで8つにまとめた。Kくんはここをパー。経理の局長さんをやっているよりシニアにデビューした方がいいか。最終18番、俺は3打目を池に入れ7つも叩いたが、後半56。トータル「煩悩の108」はこの難しいゴルフ場で4,5回プレーしているが、最高のスコアだ。眺めの良い風呂(もちろん温泉)からの景色が最高だった。 おまけに新ぺリア方式で叩いたホールがはまり、ハンデが大きくなり、見事準優勝。5000両の商品券を獲得した。優勝(賞金1万両)は同じく東京から参戦したゴルフサークル会長だった共同通信のまことちゃん。グロス105だった。 宇都宮駅からの行き帰りは今度専務になるSくんの車に乗せてもらい、いろんな人の消息が聞けた。たまの遠征ゴルフも成績がいいと、楽しいね。 |
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