三連休、コロナの新規感染者が増えており、どこへも行かず全英オープンゴルフに見入った。ゴルフの聖地、イギリスはセントアンドリュースオールドコースで行われた大会は今年150回目。日本人選手で予選を通ったのは7人中2人で、マスターズチャンピオンの松山英樹と桂川有人(23)のみ。英国との時差は7時間か。そうなると夜中の3,4時にプレー終了だが、365連休の素浪人だから、堂々とプレーを見ることができる。 3日目を終わって、松山と桂川の上位進出は無理と思った。しかし、この大会のテレビ朝日の解説を30年以上つとめてきた青木功(79)と戸張捷(76)がこの大会を最後に引退するというので、何をしゃべるか興味もあり、最終日の月曜未明も優勝者が決まるまで見た。俺はゴルファー心理に通じた青木の解説が好きなのだ。 3日目を終わって16アンダーでトップに立ったのは英国のマキロイとノルウエーのホブラン。マキロイは3日目バンカーから打った2打目がカップインしてイーグル。実力もあり、地元の応援もあるからこのまま行くかと思ったが、最終日はなかなかスコアが伸びない。18アンダーの3位に終わった。 一方、首位と4打差の12アンダーの3位から出た豪のスミスは面白いようにパットが決まり、最終日8アンダー、ノーボギー。大会のコースレコード通算20アンダーでメジャー初優勝を飾った。優勝賞金は250万ドル(3億4500万円)。飛ぶし全くビビらないパットはすごい。一度もバンカーに入れなかったのではないか。ヘボゴルファーの参考になったのは、バンカーには入れないという1点だ。 最終18番ホールの隣の1番ホール脇で中継していた老ゴルファー青木の目には涙が。何度も声を詰まらせた。ゴルフ解説も世代交代を迎えているのだ。3時、4時まで中継を見ていると、さすがに翌朝起きるのは、10時、11時となり、一日が短く体調、体重に変調をきたすなぁ。本場のセントアンドリュースでプレーしたいとは思わないが、あのコースの名物、小川に架かる石橋を模した橋がある栃木のゴルフ場ではラウンドしたことがあるのだ。 |
|