2年半を越えたコロナによる巣籠り生活は、年長組の健康状態に大きな影響を与えている。とにかく寄り合いがなくなったので出かけることが極端に少なくなった。年寄りに一番大事なのは「教育と教養」(きょう行くところときょうの用事)とされるが、この教育と教養が大きく減少し、体がバカになって、フレイルに陥っている年長組が多い。 おとといの土曜日は栃木の新聞社で社長会長を務めた鬼瓦が主宰する4組のコンペが飯能市のゴルフ場で行われた。しかし、栃木時代あれだけ気力体力のあった鬼瓦は「18ホールを完走する自信がない」とクラブは握らず、ラウンド後の表彰式だけ参加。表彰式の1時間前からクラブハウスで独りでビールなんかをやっていたようだが、身のこなしは緩慢で歩く姿は背が曲がり、えらく老けた感じ。 記念写真を撮ったのだが「これが遺影になるのかのう」と悲しいことを言う。このコンペ、鬼瓦の苗字にちなんでK杯と称するのだが、「もう、K杯じゃなくていいのじゃないか」と発言し、みんなからブーイングを浴びていた。 鬼瓦には1年前、広告のエースの関係会社社長就任祝いで酒を飲み、その時歩くのがとても遅く、健康状態が気になっていた。「身体を動かさないとダメですよ」と忠告したのだが、外に出るのは愛犬のプードルを連れて歩くくらいで、酒浸りの生活を送っている様子。体力が低下するのも無理からぬ。 土曜日は「たまには麻雀に誘って」とのたもうたが、きのう広告エースが日程調整をした際「土曜日はどうやって練馬の家に帰ったか覚えていない。だから、酒も麻雀もしばらく控える」とのことだった。とはいえ、酒を控えるなんてことは到底できない人だから、ますますフレイルが進んでしまうのではと、とても気掛かりである。 × × × × あしたは年長組による平日ゴルフのため”明日休診”です。曇り予報だから土曜日より楽勝だ。 |
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