隠居志願のつぶやき2017

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...... 2022年08月03日 の日記 ......
■ 国葬は?   [ NO. 2022080301-1 ]
 凶弾に倒れたシンゾーくんの追悼演説がきょう招集された臨時国会ではなく、今秋の国会に伸ばされることになった。遺族の意向で自民党の甘利明元幹事長が行うとされたことに対し、与野党から反発があり「静謐な状態ではない。秋の国会の方がふさわしい」(高木毅・自民党国対委員長)と先送りされたとか。
 こりゃ、当然だろう。これまで首相や首相経験者の追悼演説は野党第一党の党首級や首相経験者が行ってきた。それを文春が報じた金銭授受疑惑で経済再生担当相を辞任した甘利がやるというのではイメージが悪すぎる。国権の最高機関である国会での追悼というのは、国民が納得する人がやらないとな。
 それにしても近ごろ驚いたのは、共同通信の世論調査で、シンゾーくんの国葬に反対する人が「どちらかというと」も含めて53%あり、賛成(どちらかというとも含む)の45%を上回ったことだ。どういう法的根拠によるものかしれないが、岸田首相は9月27日の日本武道館での国葬を決めたのだが、シンゾーくんのモリカケ、桜を見る会などの負の側面や、ノーベル賞の佐藤栄作、大勲位の中曽根康弘の時も国葬はなかったことを考えると、俺はシンゾーくんの国葬というのはいかがなものかと思っていた。
 それが、数のすくない世論調査ではあるが、国葬に反対の人が過半数に達したことはまだまだわが国の人間はまっとうな判断ができると安心した。日経の世論調査だと、賛成43%、反対47%で反対の方が多い。
 追悼演説に甘利元幹事長というニュースも国葬に疑問符をつける国民が増えた一因ではないか。全額税金で行う葬儀に確たる根拠法がないというのもよくよく考えるとまずいんでね〜の。今後、国葬についての論議も少しは深まるとみる。追悼演説はシンゾーくんとの党首討論で解散を約束した民主党政権最後の総理だった野田佳彦あたりが適任ではないのか。
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