青森・秋田で大雨で被害続出。東京は本日今年の猛暑日15日目の最多更新、どうなっているのだこの地球。ということで7月に読んだ本。そうださっき、大谷くんが10勝を上げ、ベーブルース以来のフタケタ勝利、フタケタ本塁打を達成した! 西條奈加著「亥子ころころ」。江戸の和菓子屋のお話「まるまるの毬」の続編。西條さんの本は全部読むことにしている。波長が合って安心して浸れる。沢木耕太郎著「旅のつばくろ」。JR東日本の東北新幹線に備え付けの雑誌「トランベール」の巻頭連載をまとめた本。7月4日につぶやいた。沢木著「飛び立つ季節 旅のつばくろ」。連載の2冊目の本。 森達也著「千代田区一番一号のラビリンス」。現上皇が明仁、上皇后が美智子と実名で出て来る怖ろし気な本。もうちょっと面白くなるかと思ったが、それほどでもなかった。福岡伸一著「新版動的平衡」。最初の単行本「動的平衡」はもう十年も前に読んだ。読書感想文の課題図書になるかと思って新書版として出たのを読み返したが、大学1年生にはちょっと高度な内容かなぁ。 蔵前勝久著「自民党の魔力」。朝日新聞論説委員が自分が担当した宮城県などの自民党の実態を詳述。野党に比べると足腰が違うんだよな。倉重篤郎著「秘録 齋藤次郎」。大蔵省事務次官でデンスケというニックネームのあったおじさんのお話。22日につぶやいた。しかし、デンちゃんといっても知らない官僚、新聞記者が増えた時代に、こんな本売れるかな。 沢木耕太郎著「天路の旅人第1部」。「旅のつばくろ」で沢木がこのところよく盛岡に通っていたのは西川一三というおじさんに逢って話を聴くためだったと分かった。西川は第二次世界大戦末期に中国大陸奥深くに潜入した密偵で、終戦後もラマ僧になりすまし、1950年にインドで逮捕されるまで長い旅を重ねた。その足跡を綿密に沢木は追い、文芸雑誌「新潮」に460枚の第一部を一挙掲載した。文芸雑誌など求めたのは初めてではないか。第2部の470枚も今読んでいるところ。 中北浩爾著「日本共産党」。400ページを超す中公新書。7月に設立百年を迎えた日本共産党の歴史を知っておこうかと手にした。大変な弾圧を受けた歴史があり、ミヤケンも干されていたこともあったのだ。しかし、同党も支持者の高齢化が目立つのだそう。 |
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