先週イギリスで行われたエリザベス女王の国葬のテレビ中継を見ながら、シンゾーくんの明日の国葬はひでーことになるだろうなと思った。在位70年の女王の葬儀は、沿道に死を悼む国民であふれ、入念に準備された葬列は厳かなものだった。彩りも見事だった。そして、俺はほんのガキの頃、将来はイギリス紳士になろうと思っていたことを思い出したのだった。 そして、あす日本武道館で挙行されるシンゾーくんの国葬。G7の首脳で唯一参加が伝えられていたカナダのトルドー首相は、カナダ東部を襲ったハリケーンの災害対策を優先するため、国葬出席を取りやめた。わが国の天皇夫妻をはじめ各国の元首級がロンドンに集まったエリザベス女王の国葬に比べ、米ハリス副大統領が参列する程度で、なんともみすぼらしい国葬になる。旧統一教会のトップは来ないのか!! 岸田くんも心の奥では、こんなはずではなかったと思っているだろうなぁ。シンゾーくんが凶弾に倒れた直後、長きにわたって首相を務めたということだけを理由に、法的根拠の薄い国葬実施を表明してしまった。それが、旧統一教会への私怨をはらすための山上容疑者の犯行だと分かり、その後、シンゾーくんが自民党では一番統一教会に近い存在だということが明らかになり、国民の国葬反対意見が急速に増えた。 岸田くんが勢いで決めてしまった国葬。吉田茂を除いて、大勲位の中曽根もノーベル賞の佐藤栄作も政府と自民党の合同葬でやってきた過去をちょっと考えればよかったのに、後の祭りだ。国葬の裏方を、シンゾーくんが後援会員をもてなした「桜を見る会」をしきった会社がとりしきるというのも、まことに今回の国葬を象徴しているではないか。 あすは弔意を示す気はサラサラないので、幹事優待券を使った年長組の平日ゴルフに行きます。ということで”明日休診”です。 |
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