何度もここでつぶやいているが、長女が生まれたのは上野動物園の初代のパンダ、雌のランランが身重で亡くなった79年9月4日の2年後のことである。この誕生日を祝う会がこの前の日曜日、西八王子の母親の豪邸でにぎにぎしく挙行された。 長女はこの夏、自立を目指してウチのマンションを出て、府中市で独り暮らしを始めた。その様子も聞けるとあって、次女の時と同様、西国の贔屓のケーキ屋さん「B」に直径15aのフルーツケーキをあらかじめ注文。店主の由佳ちゃんが心づくしの蝋燭(長いの4本、短いの1本)を用意してくれた。さて、お祝いのメッセージをどうしようか。次女の時は5月2日につぶやいたように、プレートに「祝 永遠の19才×2」としたが、今回はそういうわけにはいかない。 けっこう考えて「Happy Birthday 新たな旅立ちに!」と書いてもらった。正午にケーキは取りに行く予定だったが、午前10時過ぎ母親から「お祝いの会は12時ごろスタートとしたい」とメールが来た。それで少し家を出るのを早くして、ケーキを受け取り、西国で立川行きの中央線に飛び乗った。立川で下りの特別快速が来るとのヨミである。ヨミ通り高尾行きが来た。 5月の次女のお祝いの時は、長女が西八王子駅から道案内をしてくれたが、今回はその時の記憶を思い出しながら約10分の道を歩き、間違いなく豪邸にたどり着いた。俺の方向感覚はすぐれているのである。ドアを開けると、いつもは遅れがちの次女が調布からもう到着していて、プレゼントの交換は終わったとのことである。 で、ホールケーキに蝋燭を差し、ライターで火を付け、吹き消すイベントに移った。照れ屋の長女だが、蝋燭消しは少々嬉しそうだった。直ちに4つに切り、食した。「B」のケーキは甘過ぎず、いろいろなフルーツが詰まっていてうまい。あっと言う間に食った。 次は母親が用意した会席弁当。これはちらし寿司に白身魚の味噌焼、合鴨スモーク、海老のうま煮、ソフトシェルクラブの唐揚げ、レンコンの磯辺揚げ、ローストビーフ、里芋饅頭など10種類以上のおかずが入っている優れもの。黒蜜をかけるわらび餅も入っている。 朝飯はコーヒーだけにしたので、一気に平らげたが、大きなケーキの後だけに。お腹がパンクしそうになった。この1年、昼メシは食べないことにしているので、昼からの満腹はちとつらかったね。 |
|