隠居志願のつぶやき2017

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...... 2022年10月11日 の日記 ......
■ 名前が思い出せない   [ NO. 2022101101-1 ]
 きのうのスポーツの日は2度国立に出撃した。昼は長年の友人、ナンコ―の71歳の誕生祝のため、夜は音楽茶屋「奏」でのボサノバライブ鑑賞のためである。
 年の3分の1をタイで過ごすナンコ―は帰国してまだ1週間とか。このところ恒例となった国立の中華「香来」での年1回の会食である。お互い酒は飲まないから、実に安上がりである。焼き餃子に麻婆豆腐、豚肉とイカの甘辛炒めをシェアし、ナンコ―は白飯、俺半チャーハン。胃が小さくなっているから、少し残した。そのあとタバコが吸えるエクセルシオールで歓談。
 十年ほど前から曼陀羅のような絵(俺も1枚もらった)に取り組んでいるナンコ―は、今回のタイ行きでこの絵に世界の真理を描き込める気になったと難しいことをのたもうた。デイトレーダー兼画家は日々小難しいことを考えているのである。1枚の絵に全てを盛り込むのは難しいんでねぇのとは思ったが……。
 夜のライブでは少々失態を演じた。競馬中継が終わった後、日テレで「笑点」メンバーによる先日亡くなった三遊亭円楽の追悼番組を見ているうち、ソファで寝てしまい、気が付くとライブ開始時刻の18時。こりゃ、まずいと「奏」にすっとんで行って18時25分到着。すると「待ってました。これからステージを始めます」とオーナーの幹生ちゃん。
 ステージにはギターの加藤崇之くんらが4人いるというのに、客席はおばさま1人と俺だけ。う〜ん、何とかならないのかね。ファーストステージの熱演の最中、何を考えていたかというと、始まったばかりの朝ドラ「舞いあがれ!」でいい味を出している主人公の母親役と祖母役の女優の名前が顔まで浮かんでいるのに思い出せず、必死に考えていたのだ。最近こういうことが多い。ついこの間、知り合い宛てのメールに書いたばかりというのに……。
 どうしても出てこず、休憩時間に地下の店から地上に出てスマホで検索し、永作博美と高畑淳子であることを確認した。高畑が連発する長崎・五島の方言「およ」(そうだ)の響きがいいから、使ってみようかと思った。
 セカンドステージでは今度は「笑点」の司会者の名前が思い出せない。「春風亭」は出て来るのに、メガネをかけた顔まで思い出せるのに、下の名が出てこない。終わって「昇太」であることを突き止めた。初代の司会はなんと立川談志。72歳で亡くなった円楽(楽太郎の方がなじみがある)は27歳の時から大喜利のレギュラーを務めていたのだった。もうろくがめだつ木久扇と円楽の後釜選考はなかなか大変だろうな。
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 今週の拙宅の花は深紅のバラ「サムライ」とオレンジ色の「タイクーン」、それに「スターオブファイアー」というアストランティアです。

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