サッカーのワールド杯は全く興味がなかった。森保ジャパンのメンバーの大半がヨーロッパでプレーしており、長友と吉田麻也くらいしか顔と名前が一致しないからだ。で、初戦のドイツ戦。日本がドイツに勝てると思っていた人はほとんどいなかったと思う。水曜日夜、中国語の勉強から早めに帰り、国営放送を付けたら後半が始まっていて、やっぱり1−0で負けていた。 そりゃ、そうだよなと思って、テレビをつけたまま翌日の芝刈りの準備をしていたら、アナウンサーが「同点!堂安が決めた!」と興奮している。へぇ、やるじゃんと思って、テレビの前に座り直したら、スピードのある浅野が2点目を決めた。ドイツの動きが悪い。こりゃ、勝てるかもと思い、画面に釘付けになった。 7分のアディショナルタイムが長かった。日本、勝った。信じられない。次は格下のコスタリカ戦。これで誰もが日本の一次リーグ突破を夢見たと思う。現地から帰国したカズだけが「何があるか分からない」と冷静なコメントを出していたか。しかし、勝負の世界は甘くなかった。 きのうは最初からコスタリカ戦を見たが、押し気味の日本のゴールが決まらない。後半もかなりメンバーを入れ替え、再三チャンスをつくるが、決め手に欠いた。と、コスタリカが攻め上がった。日本のバックスのクリアが少し甘くなった。その瞬間、コスタリカの初のシュートがキーパー権田の手をはじいてネットを揺らした。コスタリカの応援団が歓喜に沸いた。わずか1本のシュートが勝負を決めることもあるのだ。 その後、日本は必死に攻めたが、ゴールは遠かった。なんだなぁ。日本は12月2日に、コスタリカに7−0で勝ったスペインと予選リーグの最終戦を戦わねばならない。ドイツに勝った日本ではあるが、スペインに勝てるとはとうてい思えない。あぁぁ、勝手に盛り上がって、勝手に潮が引いた。コスタリカには楽勝なんて、誰が言ったんだ。 きのうは競馬のジャパンカップこそ三連単を取ったが、大相撲で勝たせたかった高安が阿炎に優勝をさらわれるし、なかなか思い通りにはいかんなぁ。 |
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