隠居志願のつぶやき2017

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...... 2022年12月12日 の日記 ......
■ 吉川晃司賛   [ NO. 2022121201-1 ]
 朝ドラの出来、不出来は俺の生活パターンに大きく影響する。昨年度下期の「カムカムエヴリバディ」は3代にわたる物語で、上白石萌音、深津絵里、川栄李奈の主演女優が素晴らしく、朝8時前にパッチリ目が覚めた。しかし、ことし上期の「ちむどんどん」は贔屓の黒島結菜がヒロインというのに、脚本がひどすぎ4カ月で挫折。8月9月は朝ちゃんと起きられなかった。
 さて、現在の「舞いあがれ!」。スタートから3週間は、ヒロイン舞の子役(浅田芭路)の演技が素晴らしく、熱ばかり出している舞の成長のために母親(永作博美)の故郷、長崎・五島でおばあちゃん(高畑淳子)と暮らす姿がなんともよろしく、期待が持てた。次の3週間は大阪に戻った舞(福原遥)が大学で人力飛行機のパイロットをやる。ここもなかなか面白かった。
 そして11月半ばからパイロット養成の航空大学校に入るのだが、このあたりから脚本がかったるくなった。ネット上でも否定的なコメントが出るようになった。実は今回の朝ドラは脚本家が3人おり、順繰りに書いている。それでテイストが違い、3人目でミソをつけたと思ったのだが、先週末、「朝ドラ」受けが面白い「あさイチ」に、帯広での鬼教官、大河内に扮しているロッカーの吉川晃司が登場し、今朝からの朝ドラに見方が変わった。
 吉川のシンガーとしての経歴はよく知らないが、演技者としては「精霊の守り人」のジゴロ役とか、「下町ロケット」の帝国重工の部長役ではそのキリリとした佇まいに好感を持っていた。57歳の吉川はロックのステージでは有名というシンバルキックをまだやっていて、高さ2.1bのシンバルを蹴り上げるために、常に体を鍛えているとか。
 朝ドラの鬼教官があさイチのプレミアム・トークでステージでシンバルキックを何度も失敗していることを告白して、とても存在が身近に感じられた。今でもランニングを欠かさない吉川の鍛え上げた体を見るために、朝ドラを見るのもありかと思った。
 舞ちゃんは現在はセスナと操縦をしてようやく着陸ができるようになったところだが、これから大きな航空機も飛ばすことになるのだろう。業界ドラマとして知らない世界を朝ドラで見るのもありだな。
   ×     ×     ×     ×
 今週の拙宅の花は深紅のバラ「サムライ」と淡いピンクのリシアンサス、それに淵が水色のカーネーションです。
 

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