あけましておめでとうございます。 正月3日、恒例の三社巡りにチャリ「真っ赤なポルシェ号」で出かけた。あぁ、この「真っ赤なポルシェ」というのは、かの山口百恵が19歳の時、78年の紅白のトリで歌った「プレイバックpart2」に出て来る歌詞で、NHKだからポルシェはダメで「真っ赤なクルマ」と言い換えていたと思っていたが、2日夜桑子真帆の司会でやっていた「紅白お正月スペシャル」で堂々とポルシェと歌ったことが判明した。 このお正月スペシャルは2日前の紅白の舞台裏とか、「テレビ70年、もう一度見たいあのシーン」というのをやっており、紙吹雪が北島三郎の口に入ってしまうところとか、中島みゆきが氷点下の黒部のトンネルで「地上の星」を歌うシーンを見ることができ非常に面白かった。 大晦日は珍しく1秒も紅白は見ず、BSでやっていたトランスジャパンアルプスレースを4時間見入ったのだ。これは富山県魚津市から北アルプス、中央アルプス、南アルプスの高峰を登ったうえ、静岡市の海岸までの415`を踏破するとんでもない耐久レースで、昨年8月6日スタート。優勝した土井陵氏(消防士)は、これをなんと4日間17時間33分で歩き(走り)通したのだった。 そんなレースに比べれば、俺の三社巡りなんて何てことはないのだが、なにしろことし6度目の年男のかわいいうさちゃんなので、体力が年々心もとなくなっているのだ。この日は箱根駅伝の復路の日。昨夏の読書感想文の課題図書に三浦しをんの「風が強く吹いている」を出したので、箱根をちょっとは見ておかねばと思ったが、連覇を狙った青学が山下りの6区で大ブレーキ。これは駒大の駅伝三冠確実とみて、11時10分チャリにまたがった。 最初の目的地は府中の大國魂神社である。なんと15分で到着。大きな当たり矢をお焚き上げのところに持って行き、200bは並んでいる善男善女を尻目にいつものように裏口入学。当たり矢(大)を2000両で求め、おみくじを引いたら、うれしいことに「凶」が出た。三社で「凶」を引いて、三強にしてみたいもんだ。 そこから甲州街道を西に。途中ファミマで缶のカフェオレで水分補給。そんなことをしていたら、約20分で国立・谷保天満宮に着いた。ここも裏手から入ったが、拝殿前では10分並んだ。見上げると真っ青な空。美しい。ここでのおみくじは「中吉」。ここの破魔矢(1000両)はもう30年は求めている。 大学通りを国立駅の方に向かう。思いのほか疲労感がないので、いつもはサテンで一休みするのだが、中央線の北側に出て、ナンコ―の家の前を通って西国分寺方向にチャリを走らせ、熊野神社に。ここは3分並んだ。おみくじは「吉」で、西国駅前のド・トールにたどり着いたが、家を出てから3時間もたっていなかった。この分なら来春も行けそう。初詣というより、体力測定に力点が置かれた三社巡りなのだ。 × × × × 新春の拙宅の花は深紅のスプレーバラ「レディラブ」と白のカップ型のバラ「アルヌワブラン」です。 |
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