きのうのゴルフの打ち初めは散々なものだった。場所は幹事優待券を使った八王子の悦ちゃんのホームコース。メンバーは81歳翁きたさん、長老A氏、健さんという年末に打ち納めをした時と同じ顔ぶれである。 昨年の俺の平均スコアは106と前年の110から4打改善した。前年も前々年の114から4打良くなっており、この流れなら今年は平均102が目指せるかと初打ちに臨んだのだが……。 1月のゴルフは寒い。加えてクラブバスの本数が少なく、プレー開始の1時間半前にゴルフ場に着いたので、併設の練習場で25球を打ち、パター練習も30分ほどやった。この時はまずまずパットが入ったのである。しかし、寒風で体が冷えた。 81歳翁とは前半で3つ、後半4つ、トータル7つのハンデを差し上げ、前後半トータルで500両ずつ握っている。昨年は8割方この握りを頂戴していた。ところが、きたさんのドライバーはけっこう飛ぶうえ、曲がらない。無理をしないのでダボペースである。 3ホール目のミドルで落とし穴が待っていた。2打目がよく飛んでグリーン手前まで運んだというのに、奥に切られたピンまで運ぼうとチョンと打ったボールが、グリーンをオーバーして後ろのバンカーに吸い込まれた。2打目で出たもののグリーンを大きくオーバー。このアプローチがまた同じバンカーに入った。う〜ん。ここで11も叩いた。 ショートホールでは強い風に悩まされダボの連続。これではスコアはまとまらない。やさしいとされるアウトで前半59。きたさん53で6打も差を付けられた。これでトータルで7打差をひっくり返すのは絶望的である。後半だけでも勝とうと一時4打差をつけたが、いつもは上がりの3ホールでよれる81歳翁が最終ホールで金パットを決めるなど、1打しか勝てなかった。後半俺56、きたさん57。トータル115は昨年の平均より9つも悪い。 新年早々1500両を献上することになった。オリンピックは低調だったが、きたさんが勝ち頭。みんなで少しずつ金を出して初餡蜜を食った。帰りの電車の中できたさんは「この握りがあって楽しいのです」とご満悦。81歳を元気にさせるのも前期高齢者のつとめなのかも。
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