「チョンボ」という言葉を知らない若い人が多いのだとか。失敗とかうっかりミスという意で、「あいつのチョンボで仕事が進まなくなった」というのは「手抜き」ってな意味か。もともとは麻雀の反則行為のことで、役が揃っていないのに和がってしまう反則「錯和（ツァホウ）」から来ている。かつてはどんなサラリーマンもやった４人の中国語に親しむヤング層が減っているから、チョンボを知らない人間がいるのも無理からぬこと。このチョンボの響きはチョンボにぴったりだと思う。
先週の中国語学習で、50年余の学習人生で初の大チョンボをやらかした。このところ負けが込んでいてあせりがあったのか。索子の清一色を以下にようにテンパっていて、上家が切った２索につい「ロン！」と叫んで牌を倒してしまったのだ。その時の手の内の13牌を再現すると、２３３３４４５５６７８８８索。ドンドン索子を持ってきてこんな手になり、２索が出てよく考えもしないで「ロン（和がり）」と叫んでしまった。
麻雀の和がりは２枚の雀頭と同じ３枚の牌(刻子＝コーツ)か横につながった３枚の牌（順子＝シュンツ）が計４組あると和がれる（計14枚）。俺がチョンボをやらかした13枚だと、８８索を頭に３４５索が２つ、６７８索の組み合わせが出来ていて、残る２・３索の１索‐４索待ちか、８８８索の暗刻と２３４索、５６７索の組み合わせができており、３３索を雀頭にした４・５索の３索‐６索待ちが当たりとなる。索子の清一色は頭がこんがらがって待ちがよく分からなくなるのだ。
この大チョンボで親に4000点、他の２人の子に2000店ずつとチップを１枚ずつ払う羽目になった。よくあるチョンボは和がれる牌を先に切っていて気づかず当たるフリテンなどが多く、清一色では気を付けているからあまりない。このチョンボのおかげで麻雀の女神に見放され、連続連敗記録を13に伸ばしたのである。トホホ。
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今週のトイレの一輪挿しは濃いピンクの大輪のバラ「マダムセリース」です。アフリカはケニア産とか。 |
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