日曜日東京競馬場に出陣する前のルーティーンは毎日新聞の中面に載っているクロスワードパズルを解くことだ。現役の頃は見向きもしなかったこのクロスワードだが、70年以上も生きてきて知らない日本語があるのも面白い。13×13のマスをタテヨコ約30問のカギに従って埋めていき、AからOまで15文字をつなげて一つの文章にたどり着く作業がさびかけた脳みその刺激になる。 きのうの答えは「原因さまざまあれこれ値上げ」となったが、西尾徹也という出題者は遊び心のある人で、きのうは4カ所のカギの中にある4つのひらがな、カタカナの各文字にひと筆(1画)を加えて別の文字にし、4文字の言葉を作ってという新趣向に少々とまどった。 この設問は@フクソノAンコワーBはめわさCノフフノ。この答えは周辺の答えとの関連で@はスタッフAはシロウトBは、ほねぬきCはソラマメということが割とすぐに分かった。 苦労したのは6文字を埋める肝のところの「ピラミッドや扇などを造ります」というタテのカギで、下の文字が分かったことから「クミタイソウ」にたどり着いた。最後まで正答が分からなかったのがヨコのカギの「三三九度」で、答は3文字。頭の文字は「ク」である。スマホ内蔵の辞書を引いて「クコン」であることを知った。三三九度なんて経験ないからなぁ。 完全に空欄が埋まるまで小一時間かかり、気分スッキリで生物学の勉強に出かけるのだが、10週に1回は歯が立たず、空きだらけの日があり、その日は気分が晴れないのである。 × × × × 今週の拙宅の花は、淡いピンクの大輪のバラ「ラプソディ+」と雪洞のような蕾から白い花が咲くグリーンベルです。 |
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