隠居志願のつぶやき2017

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...... 2023年03月27日 の日記 ......
■ 栗山英樹の話   [ NO. 2023032701-1 ]
 きょうの未明からさっきまでWBCで優勝した栗山英樹監督(61)の顔ばかり見ている。未明は「今夜も生でさだまさし特別版」の特別ゲストとして、さっきまでは日本記者クラブで行われた会見を日テレで見た。スターにありがちなもったいぶったところはなく、どんな質問にもフランクな受け答えで、こういう気配りの男が大谷らを奮い立たせ、メジャー選手を集めたメキシコ、米国に勝ち抜いたのだと思い知らされた。選手としては一流とは言い難かった栗山だが、指導者としては超一流であることがよく分かりました。
 ”なまさだ”のパーソナリティー、さだまさしは熱狂的なヤクルトファンで、昔からヤクルトのセンターだった栗山とは親交がある。で、1月に栗山からもらったサムライジャパンのユニフォームを羽織ってのインタビュー。まず入りはペッパーミルでおなじみとなったヌートバーから。さだが準決勝でフロリダに行った時、彼がいることで米国のムードがちょっと違ったと指摘。
 栗山曰く「センターラインの守備から固めたいと思い、大リーグからWBCに出場できる資格のある選手をリストアップして、初めてオンラインで話した時、彼は昔高校の日本代表がホームステイした時にもらったジャパンの帽子をかぶっていた。これはいい奴なんだと思った」「キャンプ地で”たっちゃん”のTシャツを注文してみんなで着たら、彼も喜び馴染めると思った」「第1戦の初打席でヒットを打って、それでチームに溶け込めた」。
 決勝戦の8回9回、ダルビッシュと大谷の豪華投手リレーが見られたが、栗山は「自分からは何も言っていません。ただ、ダルには『投げたいなと思ったら、言って来てね』と伝えていた」とか。一番歓喜に沸いた準決勝のメキシコ戦の1点差で迎えた9回裏、ノーアウト1,2塁で、それまで3三振の村上の時、「もちろん代打に考えた選手にバントの練習をさせてはいた。でも、相手の投手が吉田正尚に与えた四球のボールの高さなどから、ここはムネ(村上)だと心中した」。
 考えられ得る全ての準備をしたうえでの決断だった。だから、米国から凱旋した時、不振が続いた村上に「宿題をもらったね」と話したという。台湾の女性記者から「アジアの野球向上のため、台湾の代表監督になって」と言われ「僕が?」とのけぞった栗山。連日のテレビ出演も苦にせず「センバツの高校野球も見てます」。ほんとに野球が大好きなんだね。

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