連休明けの昨日の朝は激しい雨が降っていた。中高の仲間「小金井会」の厚木での芝刈りが予定されていた。幹事のTくんから前夜あった「スタートの９時半には雨がやむ」との宣言を信じて、大きな傘を差してゴルフ用ボストンバッグを手に、６時過ぎには西国の自宅を出たのである。
前回の「小金井会」の芝刈りは小田急線で事故があり、本厚木駅から4000両のタクシーに乗る羽目になったが、きのうの朝は順調。８時のクラブバスには悠々間に合ったが、まだ雨脚は強い。
蒲田から出撃して一緒のバスに乗ったTくんは「やむはずなんだが」。35分でゴルフ場に着くと、横須賀から車を転がしてきたKくんが入口で待っていて「出掛けはすごい雨だった。ほんとにやるの？」ところがスタート時刻には雨は止んだ。最初のロングホール。力まず８分の力で打っていったらボギーである。クラブ選択を誤ったTくんはグリーンで往復びんたをやらかし９つ。Kくん、トリプルを叩いた。
フェアウエーは水を含んでいてあまり転がらない。それなのにグリーン上は妙に早い。４ホール目で右OB。このあたりからプレーに締まりがなくなってきた。それでも前半は53にとどめた。ここで何度もプレーしているTくんはその後持ち直し51のトーナメントリーダー。飛ぶが安定性に欠けるKくんは58と崩れた。オリンピックは俺は鉄パットが１個あるだけ。Tくん銅と鉄、Kくん９ホール目にしぶとく銀パットを決めた。
後半はトリッキーなホールが多い。名物の谷越え４番ロングは３人とも３打目を谷底に落とした。５番のショートホールではティーがちゃんと刺さらず、ままよと打ったら届かず、往復びんたをやらかし、ここで切れてしまった。芝刈りで切れることはあまりないんだけど。
最終の９番ロング。グリーン脇からチョンと打ったボールがカップインしたように見えた。「ダイヤモンドだ！」と叫んだら、Kくんがピンに押し込んだ。あとちょっとのところでストップし、オーケー鉄を彼が入れたんだとか。なんだなぁ。
後半はKくん53、Tくん56、俺58。トータル111はKくんと同スコアだった。握りは後半ニアピンの２枚重ねを決めたTくんの独り勝ち。このコースでプレーするのは２度目。朝の土砂降りを考えたらラウンド出来ただけでもラッキーなんだけど、「もっと良いコンディションで回りたかった」と悔しまぎれに話したら、９月の再戦がすぐに決まったのである。
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