シンプルシングルライフで長年家計簿をつけているが、5月は一年のうちで一番出費の多い月である。ゴールデンウイークで散財ってなことではない。今月は月初に今年度の固定資産税の請求がきて、年4回払いなのだが、こういうのは一気にまとめて支払ってしまうので、出費がかさむのである。 俺が住む西国分寺のマンションの所有者は、実は小金井の実家(長男である俺が所有していることになっている)に単身で住んでいる弟である。小金井市役所からこの小金井の2階建て家屋の固定資産税の請求が俺のところに来る。年間で9万両近い。ということは国分寺市役所から弟のところに俺の住むマンションの固定資産税の請求が行っているはずである。 風来坊生活をしてきた4歳年下の弟にそうまともな財はない。7年前に小金井に弟と一緒に住んでいたお袋が亡くなった時、小金井分と国分寺分の固定資産税は俺が持つという話をつけた。現役のころは弟にマンションの家賃を払っていたのだが、素浪人となりそれは無理なのだった。それで弟に問い合わせたら、マンションの固定資産税は年間で12万両余とのことだった。 で、昨日弟の銀行口座に12万両余を振り込み、近所のコンビニで実家分の9万両の税金を支払った。年金生活者にはなかなか辛い出費である。 加えて、西国分寺−国分寺間の6カ月定期券が本日で切れる。オフピークの定期券にすれば少々安くなるのかもしれないが、利用時間に制約があるのは面倒である。で、23年「11・11」までの表示が出るのが好もしく、おととい定期券の継続を済ませた。以前より2000両ほど値上がりし、2万660両である。 西国周辺にはロクなメシ処がなく、万歩計の歩数を稼ぐため、朝晩のメシは隣の国分寺まで電車に乗って出撃する。これに定期券は欠かせない。かくして5月の出費は12カ月のうちで、一番多いということになるのである。 |
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