土曜日は雨が心配される中、飯能まで4組のゴルフコンペK杯に行き、初体験をした。このコンペは竹橋の会社で副社長を務め、栃木の新聞社の社長会長を歴任した鬼瓦が主宰する大会だが、鬼瓦はコロナ禍でフレイルになり18ホールを回る自信がないということで欠場。 俺は第1組で、まだ竹橋の会社に残っているTくん、Sくん、関係会社の役員を来月終わりそうというMくんと回ったのだが、スタートホールでティーグラウンドに立った際、第2組の誰かに「長老がんばれ!」と声をかけられたのだ。長いこと生きてきて「長老」と呼ばれたのはぎょっとする初体験だった。 よくよく考えると、鬼瓦が不在なら、ことし年男の72歳の俺はこのコンペの参加者の最年長なのだった。俺が幹事長を15年もしている竹橋の会社関係者による5組のゴルフコンペには82歳を筆頭に後期高齢者が何人かいるが、その会より年次が下の人間を集めているK杯では、俺が最年長ということになってしまう。 で、「長老かぁ!?」と思いつつプレーしたので、そうミスショットは打たなかったものの、18ホールで1パットは一度もなし。この5年間で1パット一度もなしは初めてである。おかげでオリンピックは負け頭。スコアは4人の中では一番いい109と「百獣の王」はまぬかれた。 19番ホールの表彰式で「長老と言われてたまげた。18歳と81歳の違いの洒落た文句があるが、27歳と72歳の対比について作ったフレーズがある」と切り出し、先月考案した@結婚相手が気になる27歳 余命が気になる72歳A月末の給料日が待ち遠しい27歳 偶数月の15日の年金支給日が待ち遠しい72歳B世の中の事を何にも知らない27歳 知っているようで知らないことが山ほどある72歳――というのをご披露したが、18歳と81歳の違いに比べると、あまりウケなかったなぁ。 × × × × 今週のトイレの一輪挿しは淡いオレンジ色の大輪のバラ「フォセット」です。 |
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