先週の金曜日は夕方5時半から、竹橋の新聞社に1973年に入社した同期会を半年ぶりに四谷の貸し切り蕎麦屋で開いた。昨年11月、1面コラム子Yくんのリタイアを祝う会を開いた際、「年1回の開催では寂しい」の声があり、一番若いことからA級(永久)幹事を拝命している俺が、5月開催の触れを回したら、仙台から4年ぶりにWくんが参加するなど13人が集まった。 この会は全員に近況をスピーチしてもらうことにしている。加齢とともに話が長くなりがちだが、あえてストップを掛けない進行を心掛けた。仙台からのWくんは、久方ぶりの上京ということで、八王子の知り合いを訪ね、新しい国立競技場も見てきたというので、国立には行ったことがない俺は驚いた。「物書き老人」という肩書の入っている名刺と「隠居志願」の名刺を交換した。 前回カミサンの母親の急死で出席できなかったOくんが「小便が近くなって夜中に一度は起きる」という話をしたので、夜中にトイレに行く回数競争になるのではと心配(6年前は血圧比べになった)したが、そちらの話より、体調や日々の過ごし方の話が多かった。 いつも気の効いたジョークを披露してくれるTくんが、プーチンジョークを4つほど開陳したが、ちと切れ味がなかったか。俺はパソコン詐欺に遭った話と「18歳と81歳の対比」に刺激されて考案した「27歳と72歳の対比」をご披露したが、あんまりウケなかったなぁ。 女優500人にインタビューした経験を持つAくんは、50年前の入社日の新聞コピーを持参し「さて、1面トップは何の記事でしょう?」答えは公害だった。2時間半の会合はあっという間に過ぎ、最後は蕎麦屋の女性従業員の「読むはマイニチー!」の合図で記念撮影。きのうその写真を郵送したところだが、みんな現役のころには見たこともないいい笑顔で写っていたなぁ。 × × × × 今週の拙宅の花は黄色のスプレーバラ、トイレの一輪挿しはピンクの大輪のバラ「ブライダルピンク」です。
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