いささか耳タコとは思うが、我ら年長組には「きょういくときょうよう」が欠かせない。一つでいいから今日行くところと今日の用事が必要なのだ。本日のきょうようは、吉祥寺での竹橋の会社OBとの中国語の勉強会だった。２年前メンバーの一人が病気になり、代打でお前が来いということになり、月１回の勉強会に参加していた。
最年長は87歳の元整理本部長I氏。次いで昨年喜寿を迎えた長老A氏。そして駆け出し福島支局時代に郡山通信部にいた２コ上のK氏。午前11時スタートで、途中事前に購入したパンなどをかじりながら、午後９時までの対戦。２年前は連戦連勝だったが、なかなかの打ち手揃いで、この１年は負けたり勝ったり負けたりのしょぼい戦績。身のこなしが緩くなり、点棒が床に落ちるとなかなか自分では拾えない87歳翁も10時間を平気で戦うのだった。
ところが日曜日、A長老から驚きのメールが来た。「Iさんが急死されました。いま、奥様から連絡がありました。19日の麻雀は当然中止です」との内容。ひと月前の戦いではそんな気配は全くなかっただけに、あっけない死に慄然とした。現役時代は全く交流のなかったI氏とあって、葬儀には参列しないことにしたが、つくづく人は必ず死ぬのだということを思い知らされた。
明日のきょういくは、元高級官僚T氏も交えた埼玉での芝刈りだった。ところが連日の猛暑。加えて20日は雨予報。で、17日の海の日午前にT氏から「晴れても降られてもラウンドする自信がないので申し訳ないが延期してもらえないか」のメールが幹事で７コ下のKくんにあった。Kくんは直ちに延期を決定。このため、俺は近所のコンビニに走り、宅配便の手配をしていたゴルフバッグを取り返す羽目になった。
体力に自信がないなら、７月のゴルフを受けるなよという思いだが、元高級官僚にあまり強くは出られない。で、T氏が幹事役になり８月下旬に懇親会が開かれることになった。今日明日の予定がつぶれてしまい、ぽっかり穴が空いた気分。BSでエンゼルスの大谷くんを応援するしかないかな。 |
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