隠居志願のつぶやき2017

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...... 2023年07月21日 の日記 ......
■ 大相撲名古屋場所   [ NO. 2023072101-1 ]
 我ら年長組は歳を重ねるにつれ動体視力が落ちる。だから、動きの速いサッカー、バスケットなどのスポーツ観戦は疲れる。インターバルがあってホームラン量産の大谷くんのエンゼルスの試合や大相撲を見るのがちょうどいい。
 大相撲の7月名古屋場所が面白いことになっている。昨日までの12日目を終わって、優勝争いの先頭を走るのが、前頭筆頭の錦木と九枚目の北勝富士の2人で10勝2敗。次いで9勝3敗の関脇豊昇龍と新入幕力士で宮城野親方(元横綱白鵬)の秘蔵っ子、伯桜鵬の2人。今場所は豊昇龍、大栄翔、若元春の3関脇に大関昇進のチャンスがあるとされ、この3人の取組に注目が集まった。
 大関昇進の条件として、俗に前3場所の勝ち星合計が33勝といわれ、今場所、大栄翔は11勝、豊昇龍と若元春は12勝を挙げれば条件クリアとなる。しかし、12日目までに大栄翔と若元春は勝ち越したものの4敗を喫し、昇進は苦しくなった。豊昇龍は3敗だから、きょうも含めあと3日全部勝てば条件は満たす。
 今場所は先場所優勝の横綱照ノ富士が4日目から休場。大関貴景勝も初日から休場。新大関霧島(霧馬山改め)も休場したから、3関脇には十分大関昇進のチャンスがあると思っていたが、4日目から途中出場した霧島が思いのほか強く、きのうは若元春を寄り切り、おとといは大栄翔をはたき込みで降した。きのうの若元春との一番を見ると、今6勝4敗2休の霧島が勝ち越して、カド番を避けられるかもしれない。
 俺はこの3人の関脇のうち、若元春が福島市出身で、初代若乃花を思わせる風貌のため贔屓なのだが、今場所はダメでも、先に関脇になった実弟の若隆景(ケガで休場中)より力を付けてきており、いつかは上に上がれると思う。元横綱朝青龍を叔父に持つ豊昇龍は、叔父譲りの荒っぽい取り口であまり好きではない。
 こうなったら、地味でこれまで光が当たることが少なかった錦木(32)=盛岡市出身=か北勝富士(31)=所沢市出身=のどちらかに優勝してほしい。押し相撲の北勝富士なんて前髪が薄くなって、ひたいが透けて見えるほど苦労しているんだから。
   ×     ×     ×     ×
 トイレの一輪挿しは「プリンスオブペルシャ」という濃いピンクの大輪のバラです。

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