本日立秋とか。暦の上ではきょうから秋というが、この酷暑、まだまだ続きそう。参るね。立秋というと秋田にいた四半世紀前、毎夜のように通っていた飲み屋で美人ママを前に「立秋や 派手な化粧の 憂い顔」ってな駄句を作ったことが思い出されるなぁ。 この酷暑で、ことしから取り入れたことがある。カンカン照りの下でのゴルフで、日焼け止めクリームと日傘を使うようにしたのだ。「おんば日傘」という言葉があって、辞書を引くと「おんば」は「乳母」。乳母に抱かれ日傘を差しかけられて大事に育てられること、という意。どうも日傘にはひ弱なイメージがあって、そんなもの使っていられるかという粋がったところがこれまであった。 しかし、先日の猛暑の下での芝刈りで、ティーグラウンドやフェアウエーでカート備え付けの雨用の傘を差したところ、体がグンと楽なことが分かった。猛暑日の直射日光というのはいたく体力を消耗させることを今更ながら実感した。 日焼け止めクリームも昨今はあまりベトつかない品が出ており、この30年全く使ったことがなかったが、先日からプレー前に腕や顔、首筋で使用を始め、昨年までのように首の後ろ側がヒリヒリすることがなくなった。腕の焼け焦げ具合もほどよい感じ。近所のドラッグストアで100c700円程度で購入したUVカットの品だが、もっと早く使うのだった。 校閲のバイトに行っていた6年前は、女性上司が昼飯の時に、日傘を差していくのでずいぶん面倒なことをすると思っていたが、猛暑日が1週間も続くようでは外回りの男の子も日傘を取り入れた方がいい。今は「おんば日傘」なんてフレーズ、知らない人が多いからね。 |
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