隠居志願のつぶやき2017

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...... 2023年08月23日 の日記 ......
■ リボルバー・リリー   [ NO. 2023082301-1 ]
 毎月1本は映画を見ようという目標を立てたのは、まだバリバリで仕事をしていたサラリーマンページを立ち上げた34年前。今は時間が山ほどある素浪人というのに、今年に入ってテレビで映画は見たものの(「二十四の瞳」「タイタニック」)映画館に足を運んだことはなかった。これではまずいときのうは立川のシネマに出動した。
 今、映画と言うと宣伝をしないことがうまい宣伝になった宮崎駿の10年ぶりの新作「君たちはどう生きるか」なんだろうが、俺はあまりジブリに親しみを感じていない。それではなく綾瀬はるかのアクションが見たくて、行定勲監督の「リボルバー・リリー」の方にした。
 この長浦京の原作を読んだのは6年前か。女スパイで拳銃の名手、小曾根百合が日本陸軍の警戒線をかいくぐり、少年を日比谷の海軍省まで送り届けるというストーリーに、こりゃ、映画にするには金がかかり過ぎて無理だなと思ったものだった。和田竜の「村上海賊の娘」も船や水の中での格闘シーンがあり、映画化は難しいと思ったが、近年はVFX技術も向上しているからな。
 小曾根は体術の心得もあるという設定で、綾瀬はるかのアクションはなかなか格好よかった。綾瀬は大河ドラマ「八重の桜」や「精霊の守り人」の主人公、バルサをやった時、棒術の使い手として身のこなしに感心したが、この映画では射撃だけでなく合気道も披露する。リボルバーを持つ二の腕が女優さんにしては太いなと妙なところに感心した。
 買ったパンフを見ると、難しいシーンはスタントウーマンを使ったみたい。そりゃ、そうだよな。綾瀬を助ける弁護士役の長谷川博己が、時折タバコを吸うシーンがあり、あれをスクリーンでやられると客席の俺も吸いたくなって困りました。
 帰宅して、あるはずの原作を本棚に探したが、2列の奥に並べたのかどうにも見つからず参りました。こういくことはあってはならないはずなんだが。

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