きのう茅ヶ崎市の名門コースで行われた大学ゼミの遊び仲間「本田会」のゴルフは、寝坊してクラブバスに間に合わないアクシデントはあったものの、最終ホールで８㍍のダイヤモンドパットを決めるなど、オリンピックは大勝利という実に楽しいラウンドだった。終わって辻堂駅前の居酒屋で約１年ぶりの懇談をしたが、みんなそれなりに老人力がついてきたようで、来春の再会を約したのだった。
前日レモン塩飴を買うなどの準備をし、早めに寝たというのに、目が覚めたのが６時55分。小田急線湘南台駅から８時20分のクラブバスに乗るには、西国分寺６時54分の武蔵野線府中本町行きに乗らねばならないのだった。何で起きられなかったんだ！ヒゲだけそって、７時７分の武蔵野線に飛び乗り、湘南台の手前で「クラブバスには間に合わないので、タクシーで行く。スタート15分前の９時には着けると思う」と幹事の元東証２部上場会社社長のOくんにメールした。
2700両のタクシーは８時58分にゴルフ場到着。地主のOくん曰く「ここのゴルフ場は日本で一番時間に厳しいんだ。１組後にしてもらった」。みんなにレモン塩飴を配って懐柔に努めたが「夜の宴会はお前持ちだな」と散々嫌味を言われる。
前半のスタートホール。とても愛想のいいキャディーさんが付き、指示通りにパットしたら、７㍍の金パットがピンに吸い込まれた。これで寝ぼけまなこが吹っ飛んだ。前半55とまずまず。往年の豪打が失せた元ソニーのHTは前半で鉄のカンを完成させたが、59と絶不調。６月に前立腺がんの手術をした元丸紅のSTは３月以来のゴルフとかで63。地主のOは48だ。途中の休憩所でチータラをかじって朝メシ代わりにした。
午後のスタートホールで鉄バットを決め、バンカーにつかまって９つも叩いた16番で銅。次の160ヤードショートで「誰も一度もワンオンしないのは名折れだ」と打ったらピンそば２㍍にナイスオン。ニアピンの２段重ねをゲット。これで一気にオリンピック稼ぎ頭になり、難しいとされる最終ロングでカラーから８㍍のパットがピンに吸い込まれた。ダイヤモンドボギー。一気通貫完成だ。これはキャディーさんの教えなしに打ったもの。笑いが止まらなかった。
オリンピックは計29ポイントとなり、13前後の３人をはるかにしのいで独り勝ちとなったが、タクシー代だけいただいて残額は宴会費用に拠出した。最近の芝刈りはセルフプレーのことが多いが、いいキャディーが付き、バカなオヤジギャグに調子を合わせてもらうと、気分が乗るね。スコアは114と日光の手前（いまいちという意）だったが、ヘボゴルフはスコアではなくオリンピックだ！
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トイレの一輪挿しは切り花を止め、長持ちする頭が丸く黄色の「ヒボタン」というサボテンにしました。 |
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